「失礼しまーす」と
スクールのドアを開けたのが
以前通っていた生徒の
保護者でした。
とっさにどの生徒の保護者か
分からないほどの
久しぶりの來塾です。
「実は娘の○○がこの春に
無事就職しまして、
その節のお礼に伺いました」
「このスクールで勉強の仕方を
教わってからホントに
○○が変わって、
ホントに感謝しています。」
卒塾したのがいつだったか数えてみると
なんと5年前に卒塾した生徒でした。
この生徒が「勉強の仕方が分からないので
困っている」とお母さんに連れられて
スクールにやってきたのが
彼女が中1の時でした。
スクールの他の会員の保護者から
学研CAIスクールを紹介され、
車で20分ほど離れたところから
わざわざ来てくれました。
3年間このスクールで
正しい勉強の仕方を
身につけた結果、
無事志望校に合格したものの、
距離的にどうしても通えない
ということで
卒塾したのが高1の時でした。
「勉強の仕方はもう十分身についたから
高校の勉強もそのやり方でやったら
ちゃんとできるよ」と送り出したのを
今もはっきり覚えています。
まさか卒塾して5年もたって
お礼にお越しになるとは
全く想像にもしていませんでしたので
さすがに驚きましたが
私どもの
「教育は進学や点数のためではなく
社会のために施されるものである」
という指導理念が
最高の形で実現できたことに、
これまで感じたことのない
幸せを感じたのは
まぎれもない事実でした。