先日「学習の五原則」について
書きましたが、
今日は
「学習指導の五ゲン則」に
ついて書きたいと思います。
とは言っても、
実は学習指導の五ゲン則は
産業界、特に製造業で
生産性向上のために
よく使われている
5ゲン則そのものです。
「現場」「現物」「現実」の
三原則に
「原理」「原則」の
二つを加えたものです。
(「現」と「原」の
二つの漢字があるので
5ゲン則と
カタカナ表記をしています)
さすがに子どもたちに対して
「現物」という表現は
そぐわないのですが
考え方としては同じです。
ある時点で、ある生徒に
あるところで
何が起きているのかを
指導する側が
正しく把握することと、
それが起きる原理と原則を
徹底的に分析して、
その分析結果に基づいて
学習指導を行うというものです。
例えば数学の二次方程式の
テストの点数が芳しくない、
という事象があるとすると
単にその単元を説明するだけでなく
「その生徒がなぜ二次方程式の
点数を取れないのか」を
その生徒の学習の仕方や
その単元を理解するための
基礎知識や基礎技能が
どれだけ身についているか、など
その生徒を多面的に分析して
必要なことを補う指導を行う、
ということです。
指導する側には何よりも
客観的な分析力と
指導力が求められますが
これこそが
学研CAIスクール富山本部北校の
強みでもあります。
本当の学力は
正しい勉強法と
正しい指導から。
これからも学研CAIスクールは
子どもたちに
本当の学ぶ力を身に付けさせる
学習指導を行ってまいります。

