県立高校入試が明日で終わり、国公立大学の主に後期日程が残り、
2018年度も終わろうとしています。
今年もまた、多くのがんばる生徒たちの姿を見ることが出来ました。
まずは多くの生徒の皆さんに感謝を申し上げます。
そして、特に高校受験生、大学受験生の皆さんに敬意を表します。
何にもまして皆さんのがんばる姿は美しいものでした。
さて、何回かに分けて、以前わかば会で学んだ方々の合格体験記を、転載させていただきます。
まず第1・2回の方は、県立高校から大学へ進学し普通に就職しました。
しかし思うことがあって、10年近くたって仕事を辞め、医師になることを決意します。
高校を卒業してずいぶん経ちます。すべての受験勉強は一からやり直しとなります。
合格が決まった春、受験体験記を書いていただきました。
それを、2回に分けてご紹介しようと思います。
社会人としての生活を経験したゆえかとても冷静に、そして厳しく、受験というものを見つめています。
きっとこれから受験を迎えようする人たちの心の支えともなる体験記だと思います。
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「後輩に送る受験生の心構え」
私にとって医学部を目指すことはまさに人生をかけた勝負でした。
勉強を始めたときの偏差値は40台でありどの科目も基礎からのスタートでした。
こんな私が合格できたのは、医師になり社会の役に立ちたいという自分の目標を見失わなかったからだと思います。
もちろん受験生活では不安になったり落ち込むときもあります。
私は落ち込んだときはできるだけ早く気持ちを切りかえるようにようにしていました。
悩んでいる暇があるなら、英単語のひとつでも覚えようと思いがんばりました。
目標さえ見失わずに努力を続ければ必ず道は開けてくるものです。
残念ですが合格する為には楽な方法はなく、勉強する時間を多く取った人が勝つのだと思います。
勉強はなかなか成果があらわれないものなので本当にこれでよいのかと迷うこともあります。
しかし、100回やってうまくいかなくても、あと10回やればうまくいくかもしれません。
もしかしたらあと1回で成功するかもしれません。
それなのに諦めてしまうのは本当にもったいないです。
自分の可能性を信じ、周りの応援してくれる人を信じ、踏ん張ってほしいと心から願っています。
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2019年度がはじまります。
わかば会では新しい年度の準備が整いました。
https://www.wakaba-kai.co.jp/
春期講習会を3月25日から開始します。
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