「中学生の時は英語が得意だったのに、
高校生になってから嫌いになりました。」
という声を生徒からよく聞きます。
理由はおそらく、
文法のこまごました知識を暗記させられるので
だんだん嫌になるのでしょうね。
それでは文法は単に英語嫌いを作るためにだけあるのでしょうか？
文法は英語で「grammar」(グラマー)といいますが、
セクシーな女性のことも「glamour」（グラマー）と言いますね。
古くは同じ語源で、
どちらも人を魅了する魔法や魔力をもつもののことを
「グラマー」と言ったのです。
ですから、
文法は英語を読んだり書いたりするときに
魔力を発揮する魔法の規則なのです。
高校で一番最初に習う「5文型」などはまさに
「魔法の杖」ではないでしょうか。
どんな難解な英文もたった5つの文型に収まるなんて！
文法を身につければそれだけ英文の意味がより鮮明になります。
目の悪い人が自分にぴったり合った眼鏡をかけたように、
英文がだんだん見えてきます。
高校1年生で大半の文法事項を習います。
新高1の皆さん、
文法を自分の味方につけて英語の海を力強く泳いでいってください。
そして高3の受験生の諸君は、
文法をもう一度学び直してください。
きっと英語の論理がはっきり見えてくるでしょう。
1学期に英語の土台にあたる文法をマスターすれば、
長文や英作文に揺るぎない自信がつきますよ。
「急がば廻れ」とよく言いますが、
英語に不安を持っているならこの1学期にまずは文法から、
わかば会の講師と一緒になってやり直して見ませんか。
（わかば会英語担当講師）
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