子どもの学力や人間性を高めるうえで、語彙力は重要です。
多くの言葉を知ることで、子どもの興味の幅が広がり、言いたいことを他人に伝えられるようになります。
語彙力アップのために家庭で出来ること
世間のことについて会話をする
身近な人との会話を通して言葉を覚えて成長します。
机の上での勉強だけで言葉の意味や使い方を理解するのは難しいです。
いろいろな出来事について普段から話すことで、言葉の使い方の習得や、興味・関心の幅を広げられます。
いろいろ体験を通して世界観を広げる
実体験は、感じたことや考えたことを表現する言葉を考えるようになり、言葉を吸収する意欲を高められます。
知らない言葉を辞書で調べる
知らない言葉を辞書で調べることも、語彙力向上につながります。
自ら調べたものは、記憶に残りやすいです。
ことわざや慣用句に触れられる環境
ことわざや慣用句を知っておくと、知識の幅が広がります。
家庭にことわざや慣用句についてまとめられた本を用意すると、ことわざや慣用句に触れられる機会を増やせます。
具体的な説明を行うためのサポートをする
会話の中で具体的な説明を行うためのポイントは、以下の2つです。
①子どもが話し終えるまで待つ
②質問を投げかける
抜けている情報について問いかけることで、その情報を補おうとします。
その結果、語彙力だけでなく分かりやすく説明する力も養えます。
調べた言葉を使って短文を作成する
短文作成は少し難しいですが、ゲーム感覚で取り組めるので楽しみながら行えます。
おすすめの方法は、一緒に例文を作って紹介しあうことです。
親子ともに多くの気づきを得られます。
文章を音読する
音読もぜひ取り組んでもらいたいことの1つです。
文章中に読めない漢字や知らない言葉が含まれていると、途中でとまってしまいます。
とまったところの語句の読み方や使い方を確認することで、知っている言葉を増やせます。
それだけでなく、読解力も向します。
音読をすることで読み落としや読み飛ばしを防げるようになり、文章を正確に理解する力が高まります。
感情語を用いて会話をする
「スゴイ」「ヤバイ」という言葉を無意識に使う子どもは多いです。
どうすごい?どうやばい?のか聞いてみてください。