こんにちは。塾選び選びアドバイザーの早水由樹(はやみずゆき)です。
昨日、富山県立高校推薦入試の募集定員が発表されましたね。
推薦入試の志願期間は来年2月1日~3日で、面接などの実施日は2月9日です。
そして、2月14日に合格内定を通知されます。
昨年から比べると、全体で5名減でした。
【募集定員が増加した学校】
南砺福野高校
・福祉科・・・2名増
【募集定員が増加した学校】
魚津工業高校
・情報環境科・・・2名減
富山南高校
・普通科(国際コース)・・・ 4名減
高岡南高校
・普通科(人文科学コース)・・・2名減
でした。
魚津工業高校と富山南高校の推薦は、今年定員割れをしていたこともあり、募集減に納得感はありました。一方、高岡南高校は昨年定員割れをしていなかったですし(1.14倍ですが)、2年連続で募集減少になるので意外でした。
ただ、募集人数の増減に関わらず、挑戦する生徒はベストを尽くせるように準備したいですね!
ここで私の高校入試の思い出を。
実は私、ハヤミズは高校進学時に推薦入試を受けました。面接の時に感じた恐怖は、今も思い出すほどです。全く笑わない大人たちが、単調な口調で質問を繰り返します。
※あくまでも、思春期の頃に感じた私個人の感想なので、全員の面接官が同じではありません。実際に、友人が受けた学校は、リラックスして質問に回答できるように面接官が笑顔を見せてくれたそうです。学校や先生方の意図があると思います
事前に、何度も受け答えを練習していましたが、予想していない質問をされるとドキドキしてしまいました。
それは、好きな教科を答えた後のことです。
「ほかに、好きな教科はありますか?」
えー!好きな教科の回答、1つしか用意してない・・・
頭が真っ白になりました。とっさに、日ごろ一緒に練習していた友人の回答を思い出し、そのまま言いました。
自分の言葉ではないと気づかれたのか、それとも時間が来たからか、その他の質問はされずに面接は終わりました。
約5日後の放課後、推薦入試を受けた生徒は放課後呼び出されました。
担任の先生から順番に呼ばれ、個室で結果を聞かされました。
確か、同じクラスで推薦入試を受けたのは6人くらいだったと記憶しています(受験した高校は全員違いますが)
普段の面接練習では出席順に呼ばれて練習をしていたのですが、その日に限って、私は最後に呼ばれました。
先生から呼ばれる前に、結果を察することができました。
クラスの友達が喜びながら帰っていく姿を横目に、先生に呼ばれる順番を待っていた廊下は、いつもより冷たく感じました。
不合格だった理由は、面接だけではありません。富山県の高校入試の合否基準から推測すると、おそらく私の成績が足りなかったからでしょう。
ですが、それ以降面接がトラウマになり、社会人になった今でも様々な面接で失敗しています。
ですが、振り返ると推薦入試を受けて良かったと思っています。
それは、「なんとかなる」という自分の甘さに気付けたこと。
推薦入試を受けた理由は、早く受験から逃げたかったからだったのです。
その後、今までにない程勉強しました。新研究のテキスト1冊を3時間で解き終わってしまうほど集中して勉強できるようになりました。
その努力を経て、挑戦した一般入試で合格できた時は、とても嬉しかったですし、苦手なことも自分の頑張りで道を切り開けるのだと自信になりました。
そして、不合格の経験は今の仕事にも役立てています。貴重な経験だったのかもしれません。
失敗をすることで、その人の価値が決まるのではなく、
その失敗をどう乗り越えていくかで、その人の価値が決まる
最近お話を伺ったお母様に教えて頂いた言葉です。映画のセリフだそうです
思春期のお子さんだけではなく、お母さんにとっても、受験は恐いものかもしれません。
だけど、成長できる機会でもあります。
大事なのは、全力を尽くすこと。頑張りを応援しています!