ママ記者レポートとは・・・親の役割として参考にしたい「フムフム」を子育て経験のあるスタッフがレポートします。自身が学んだことや子育てで経験したことをコラムにし、このサイトで紹介していく予定です。ほっと安心できてちょっと役立つ「フムフム」をみなさまにシェアいたします
こんにちは！塾選び富山スタッフの山本です。今回は子どもの集中力が高まるお部屋づくりについてです。なかなか勉強しない我が子。やっと宿題を始めたと思ったらすぐ飽きて遊びだす…なんてことないですか？もしかしたらその原因、部屋にあるかもしれませんよ。今より少しでも集中して勉強してもらうために、すぐできるポイントをまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
証明済み！集中力が落ちる部屋
テレビなどで活躍しているメンタリストのDaiGoさんによると、心理学の実験で集中力が落ちる部屋はすでに証明されているそうです。
実験では、散らかった部屋と片付いた部屋でそれぞれ被験者グループに作業をしてもらいます。その後、被験者が自分の自制心を保つことができるかを調べたのですが、散らかった部屋で作業したグループは気が散りやすく集中力がなくなっていたそうです。
つまり、部屋や机の上をキレイに保つことが自己コントロール力を高めるんですね。たしかに、必要なものを探すのに部屋に物があふれていては時間もかかります。物事に取りかかるまでに時間がかかれば集中力も落ちるのは納得ですよね。
まずは家の片付けから。子どもを叱りつける前にやっておきましょう！
年齢に合わせたスペースで
東京ガス都市生活研究所のまとめたレポートによると、子どもが宿題をすることがもっとも多い場所は、小学生では約8割、中学生では約5割が「リビング」でした。一方で、受験や定期試験などの試験勉強をする時は「こども部屋」の割合が高くなっています。
小学校低学年のうちは、わからなくて手が止まっていないか親が見守るためにもリビングで勉強させて、親に聞くこともなく自分で勉強をすすめるような年代には個室を与えるなど、年齢にあわせた勉強スペースが有効なようですね。
我が家も、最近まで子どもたちはリビング学習でしたが、長男が中学校に入った時点で小学生の弟とは別の勉強スペースを設けました。部屋を簡単に区切って専用の机を与えただけではありますが、試験勉強をするには必要なようで、親からみても集中しているなという印象を受けます。
おうちのニオイも重要です
勉強部屋のレイアウトも大切ですが、実は家のニオイが子どもの集中力に影響を与えるってご存知でしたか？
洗濯用洗剤などで有名なP&Gによる研究結果によると、ニオイが集中力の指標となる脳波「P300」を10.8%も低下させることが明らかになったんです。不快臭が子どもの集中力を低下させ、心理的にも悪影響を及ぼした貴重なデータですよね。
油臭や汗・体臭、カビ臭のある部屋とニオイなしの部屋では、ニオイのある状態の方が集中力テストの点数が低くなったそうで、なかでも汗・体臭が一番大きく結果に影響を与えたそうです。ニオイって意外な盲点ですよね。今日からニオイも要チェックです！
参照：
家庭のニオイが子どもの集中力を低下させることが明らかに/P&G
（2016年12月13日）
【実態調査：子どもの勉強場所】
小学生・中学生・高校生はどこで勉強してる?/ 東京ガス都市生活研究所
（2017年8月10日）
written by スタッフ山本
中学１年生・小学５年生の男の子の母親。読書・映画・マッサージが大好きです。子どもがまだ幼い時は手を焼いて悩んだものですが、子どもの年齢が二桁になるとあの時が懐かしくなります。ママが笑顔でいることが子どもの幸せ。元気をおすそ分けできる情報をお届けします!
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