ママ記者レポートとは・・・親の役割として参考にしたい「フムフム」を子育て経験のあるスタッフがレポートします。自身が学んだことや子育てで経験したことをコラムにし、このサイトで紹介していく予定です。ほっと安心できてちょっと役立つ「フムフム」をみなさまにシェアいたします,
こんにちは!塾選び富山スタッフの山本です。さて、従来の大学入試センター試験に替わって、2020年からスタートする大学入学共通テストですが、英語では4技能(読む・聞く・書く・話す)をはかるために民間の資格・検定試験を導入することが決まりました。選択できる試験はTOEICやTOEFLなどの8つからですが、どれをチョイスしたら良いかや、就職を考えた場合や子どもの将来のことも加味した場合、役に立つ資格・試験はどれなのか。今回その辺りも含めてまとめてみました。
小学生・中学生なら英検
よく聞く「英検」は日本人のための英語の試験。正式名称は「実用英語技能検定」といいます。試験回数は1月、6月、10月の年3回で、5級〜1級まであります。1級~3級のライティング(書く)、スピーキング(面接)試験部分を除いてマークシート式です。
国内の中学生や高校生の受験では、例えば「英検◯級があれば入試に優遇がされる」ということもありますし、アメリカやオーストラリアに留学する際、英語力の証明として使える場合もあります。ただし、英検はTOEFL等と比べて海外での認知度が低いので、英検だけでは無理な場合も…。
一番やさしい5級を取得するなら中学校初級程度で十分なので、小学生からチャレンジもしやすく英語の試験慣れにはもってこい。普段から英語の絵本やアニメなどに親しんで基礎力をつけおけば、資格取得もスムーズにいけるかも。
日本の大学、就職にはTOEIC
TOEIC(トーイック)は、現在世界160カ国で年間約700万人が受験しています。なかでも、日本をはじめ中国や韓国の受験者が多く、日本では就職活動で企業への提出資料にTOEICが使用されることがほとんどです。
試験実施回数は年間10回。マークシート式で科目はリーディング(読解)とリスニング(聞き取り)です。10点〜990点までのスコア制で、日常生活や仕事で必要な技能の英語運用能力を測定します。
TOEIC側の発表によると、すでに2016年度時点で、大学入試では全国の約半分の大学がTOEICを活用しているそうです。高等専門学校では7割以上が単位認定に活用も。早いうちからTOEICにつながる英語学習をしておくと、何事も優位にたてそうですよね。
アメリカの大学ならTOEFL、それ以外ならIELTS
TOEFL(トーフル)は、英語を母国語としない人の英語コミュニケーション能力を測定する試験として作成されました。アメリカをはじめイギリスやカナダ、ニュージランドやオーストラリアの英語圏の大学、大学院入学希望者の英語力判定に用いられます。
TOEFLの方がTOEICより難易度は高めで、国際的な知名度も上です。アメリカの大学願書には英検もTOEICも通用しません。同じように、海外の留学や研修に役立つ検定にはIELTS(アイエルツ)もあります。世界的にみるとIELTSの方がTOEFLよりも受験者数が多いといわれています。グローバルに活躍するならIELTS またはTOEFLがおすすめです。子どもの将来を考えると、早めに複数の資格・検定試験を受検することをおすすめします.
参照:
TOEIC「TOEIC® Programの理念 -TOEIC® Programの歴史」
リセマム「大学の半数以上、入試にTOEICを活用…IIBC調査2015」
エイゴなブログ「IELTSにTOEIC、TOEFL…最近の受験者数は?」
written by スタッフ山本
中学1年生・小学5年生の男の子の母親。読書・映画・マッサージが大好きです。子どもがまだ幼い時は手を焼いて悩んだものですが、子どもの年齢が二桁になるとあの時が懐かしくなります。ママが笑顔でいることが子どもの幸せ。元気をおすそ分けできる情報をお届けします!
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