「教えて先生!」は、子育てや学習などの悩みや質問を、塾選びアドバイザーの早水(ハヤミズ)が、保護者やお子さんに代わって富山県内の有志のベテラン先生に相談、解決のヒントをお答えいただくコーナーです。
小学校では2020年から、中学校では2021年から新学習指導要領が実施されますね。思考力・表現力・判断力が育むべき学力の重要な3つの要素としてとりあげられると聞くと、土台となる国語力をつけるには、どうすればいいの?と心配になる保護者の方も多いかと思います。
このコーナーで、一緒に考えていきましょう!
国語力をつけるにはどうしたら良いでしょうか?
お答えいただくのは学試舎の薬師先生です。先生!どうぞよろしくお願いします。
「学試舎」(がくししゃ)代表
薬師 茂喜(やくし しげき)先生
大学受験英語・中学生5教科・小学生クラス担当
転んだらまた立ち上がればいい。人生は、何度でもやり直せる。立ちあがった時がスタート地点だ。俺の歩いている道の後ろから、無数の若者がついてきている。みんな仲間だ!
そもそも国語力とは?
国語力のない若者は増えています。当然、それだけ悩む人も増えています。あなただけではありません。では国語力を上げるにはどうすればいいのでしょうか。
まず第一に、国語力とは何なのか?から考えてみましょう。漢字、語句、読む力などと分析ができます。中でも、とりわけ国語力の柱となるのが読解力です。漢字の力や、語句の知識は文を読めていれば自然についてきます。読解ができるようになれば確実に国語力は上がります。
読解の力とは?
では、読解の力とは何でしょう。文を読めるということは、文を書いた人の意図、気持ちを理解できるということです。ありていに言えば、他人と会話して円満に会話がすすめられるということです。つまり、コミュニケーション力が読解力なのです。
例えをあげますと、親は子どもの答案を見て、「何でこんなのわからないのかしら、こんなもの主人公の気持ちは③番に決まっているでしょう」などと思うのです。では、大人は国語力があるのでしょうか。やはり大人は人生経験が豊かであり、コミュニケーションを必要とする場を常に踏んでいるから、相手の気持ち、言葉のひとつひとつの真意に敏感です。一般的に言って大人はコミュニケーション力は子どもより上です。(何らかの条件により、そうでない大人もいますが)
国語力をつけよう!2つの行動ポイント
①まず子どもは日頃から大人と話しましょう。同世代ではだめです。同世代だと貧困なボキャブラリー同士でなあなあで会話が進み、コミュニケーション力が磨かれません。
②文章を読むときは必ず鉛筆で、意外なところ、わかりにくいところ、新しい記述にアンダーラインをひきます。物語文では感情表現にも鉛筆で線をひくと、文章に集中でき読解力が高まります。チコちゃんに「ぼーっと読んでるんじゃないよ」と叱られなくてもすみますよ。
薬師先生、ありがとうございました。
(構成・スタッフ風谷)
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学試舎(がくししゃ)富山駅前校
富山市新富町1-4-7
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