日ごろ、塾や家庭教師を取材していると
様々な教材を目にします。
・自社が独自で開発した教材や
・塾専用に作られた教材
・冊子のいわゆる「ワーク」だったり、
・映像授業
などなど。
一体、何種類あるのか?
それぞれどう違うのか?
など、それぞれの出版元に聞いてみたいな・・・と思っていました。
そんな時!
取材していた塾の先生に「教材展示会」の存在を
教えてもらいました。
全国各地で、塾や家庭教師向けに、出版社がブースを出展して
教材の展示をしているようです。
そこで先日、教育ネットワークさんが主催する
「教材展示会」に参加してきました!
10社以上の会社が展示コーナーを設けており、
教材の数は、300以上!驚きました。
特に今回は、教科書改訂を控えていることもあり
出版社も、塾の先生方も熱心だったようです。
センター試験2日目だったので、
私たち“塾選び“スタッフは、「必勝合格」と書かれたカイロを
先生たちにお配りしました!
(取材を引き受けてくださった先生方、ありがとうございました!)
さて、本題に戻ります。
それぞれにどんな違いがあるのか
私の感じたことをまとめてみますね。
・解説部分と演習部分、どちらに注力しているか
→解説部分が手厚い教材は、学校でまだ習っていない部分も予習できるように、図やイラストなどでわかりやすく説明する工夫がなされていました
→逆に、演習部分が手厚い教材は、全国の入試問題などを広く活用し、入試の実践的な力が付くように工夫されていました
・難易度は、どのくらいか
→テストで何点獲得したいかによって、ベストな教材のが異なっているように思えました。同じ単元で、同じ2ページの学習でも、文章問題が占める設問数の割合などが違うなど、出版社ごとのワークを比較してみると違いがわかりました
・個別指導向けか、集団授業向けか
→先生が生徒の横に座り解説するのか、教室の前に立って授業するのかによって、色づかいや文字の大きさが違っていたり、講師用のワークに書いてある教え方のヒントの細かさが異なったり。面白い発見でした。
その他、
・ワークの内容をそのままホワイトボードに写しだせたり
・英語は、問題を指すとネイティブが発音してくれたり
・自宅にいながら授業に参加できる
など、ICT技術を使い、先生の時間削減や指導品質の向上を図れるような教材も多くみられました。
塾や家庭教師の先生は、自身の生徒のことを思い浮かべながら、教材を比較検討されていたことでしょう。
塾選びの際に、使用している教材も考慮してお伝えしたいなと、改めて勉強させていただきました!