うちの子、質問するのが苦手みたいです
授業中に手を上げるのはもちろん、授業後や放課後に質問するのも恥ずかしいみたいです
日ごろ、塾選びの相談を受けているとき
多くの保護者が口にされることです。
塾選び富山をオープンした始めの頃は、
お子さんの性格の1つとして捉えていたのですが、
同じお話を伺っているうちに、
「分からないところを質問する」ことが
学力をつける1つの能力なのではと
感じるようになりました。
少子化と言われる昨今でも、富山県では学習塾の数が増えています。
そのほとんどが個別指導塾です。
質問が気軽にできる環境が人気の理由の1つなのでしょう。
確かに、一度に学習する人数が少なければ少ないほど
生徒の「分からない」に気が付けるのも事実です。
ということは、生徒本人に「分からないところを質問する」能力がつくと
塾だけではなく学校での授業内容も含め、より学力向上に活かせそうですよね
ここで注目したいのが、親子の会話です。
「なぜ質問できないの」
「授業中に質問するのが恥ずかしいなら、授業後や放課後でもいいのよ」
「○○先生、面談でいつでも質問してくださいって言ってたよ」
「もう、本当に引っ込み思案なんだから・・・」
このような会話が多いです。
ここでぜひ、合わせてお話してほしいことがあります。
生徒本人の「分からないを解決」することはもちろん、
先生の「授業改善」にもつながっているということです。
質問をされることで先生たちは、
・説明の仕方を改善しようと工夫します
・次回以降の授業内容を考えるきっかけになります
・出来るようになったか気になって確認します
先生たちも日々、指導技術を勉強中です。
ですが、1回で全員が理解できる授業をすることは無理だと思いますし、
全員の「分からない」に気付くことも難しいと思います
なので、先生・生徒お互いの協力が必要なのです。
ぜひ、「分からない」のサインを出してほしいのです。
もちろん、テストの結果で気付くこともできます。
ですが、習ったその日に解決する方が
翌日以降の学力につながりますよね。
質問する力は、勉強だけではなく
将来の仕事にも必要な力です。
質問は、5分で出来ます。
チャレンジしてみませんか。