先日富山県内の私立高校の入試が一斉に行われました。
当スクールからも推薦で進路が決まった生徒を除く全員が受験しました。
彼女・彼らにとっては初の本番の入試であり、さぞ緊張したことだろうと思っていましたが、翌日感想を聞くと緊張した生徒は2人だけで、残りは普段通りの構えで受験できたとのことです。
普段からのスクールでの準備が功を奏したようです。
<入試は高校に入るための試験ではない>
学研CAIスクール富山本部校は、入試を「高校に入るための試験ではない」と考えています。なぜなら視線を高校側から中学生を見る方向に置いているからです。
私どもは入試というのは「その高校が、その高校の授業についていくだけの基礎学力と勉強の仕方を兼ね備えている生徒を選抜するための手段」と定義しています。
結果として、それらが身に付いている生徒は入学を「許可」されますし、身に付いていないとみなされた生徒は入学を許可されません。
そう考えれば、生徒たちが何をすべきかは明確になります。またこれらは私どもが何を生徒たちに身に付けさせればならないかを明確にさせることにもつながります。
加えて、入試では身に付けたそれらを高校側にPRする力も必要になります。
学研CAIスクール富山本部校では入試を「一種のプレゼンテーション」と考えているわけです。
残念ながら入試では基本的に面接はありません。すなわち高校側が選抜すべき生徒を判断する材料は入試の答案と内申書しかないわけです。
生徒は入試の答案で、高校側にどれだけ自分が「その高校の授業についていくだけの基礎学力と勉強の仕方を身につけているか」をプレゼンテーションをしなければいけません。
そう考えれば、答案用紙にどのように書けばよいかが分かってきます。
プレゼンテーションをされたことのある方はお分かりと思いますが、プレゼンテーションの出来は、どれだけ地道にプレゼンを「訓練」したかで決まります。
どれだけ優れた内容でも、相手に伝える力が無ければ相手には伝わりません。伝えるためには「相手に伝える訓練をする」必要があります。
したがって、相手に伝わる答案用紙の書き方も、地道な訓練が必要になります。
学研CAIスクール富山本部校は、入試の本質を見極めたうえで、生徒たちに「正しい訓練」をさせているスクールです。