学研CAIスクール富山本部校の代表は、日本スノーボード協会公認のインストラクターです。
現在も週末に長野県の白馬のスキー場で、主に海外からのスノーボード客に、英語でスノーボードを教えています。
代表がインストラクターを続ける理由はいくつかあります。
・一期一会の真剣勝負であること
・国際感覚を持続させること
・努力を続けること
スノーボードスクールにレッスンを受けにお越しになる海外の方にとって、レッスンはそれ一回きりのものになります。我々インストラクターはその1回の機会でスノーボードの楽しみを与えなくてはいけません。まさに一期一会であり、毎回が真剣勝負です。
学習塾では決まった生徒が毎週繰り返してやってきます。ややもすればお互いに慣れが生じて、真剣さを失いかねません。特に講師側が真剣さを失ってはいけないのです。この真剣さを養うためにも毎回が勝負であるインストラクターを続けています。
白馬のスキー場には、多くの外国人がリゾートに来ており、まるで海外のスキー場のようです。日本に住んでいる外国人とは違って、リゾートで来ている外国人には全く日本語が通じません。もちろん日本的な習慣やマナーも通用しません。
このような外国人の方に短時間で効率よくスノーボートを教える時は、日本人的な考え方や価値観だけでなく、彼ら彼女らの考え方や価値観をベースにする、ということが必要になります。
代表は以前、エンジニアとしてアメリカ・オハイオ州にある現地法人に駐在した際に、異なる文化や宗教、価値観を持つ相手(主としてアメリカ人)とビジネスを行った経験を持っており、その大切さを身体で理解しています。
いよいよ今年より学校教育において国際感覚を養うための基礎が導入されることになります。その国際感覚を維持させるためにもインストラクターを続けています。
インストラクターには階級があります。我々学習塾の講師は普段からテストや受験に向けて努力することの大切さを伝えていますが、伝える側が努力していなければ、当然説得力に欠けます。多感な子供たちはそのことをすぐに見抜いてしまいます。努力していない講師の言うことを受入れることはありません。説得させるためには講師の不断の努力が必要になります。
その説得力に少しでも重みをつけるため、一つでも上の階級のインストラクターを目指す努力をつづけています。
もちろんスノーボードを教えるにあたって、教えるという意味では本質的なところは同じなので、学習塾のノウハウもたくさん活用することができます。
正直なところ身体的にも精神的にも負荷がかかるのは事実ですが、子供たちへの指導に役立つということが分かっている以上は、可能な限り続けたいと考えています。