学研CAIスクール富山本部校へご相談や体験にいらした方々がまず目にするのは、一般的な学習塾で貼り出してある「○○高校△△人合格!」という貼り紙が一切貼っていない教室の壁です。もちろん道路に面したガラスにも貼っていません。
別に合格実績が劣っているというわけではありません。むしろ胸を張って貼り出せる自負はあります。それでも私どもは合格実績を貼り出すことはしませんし、今後もすることはありません。
これには理由があります。
私どもは志望校合格やテストの点数アップだけを目的にしていないからです。
学研CAIスクールでは、進学後にドロップアウトせずにしっかりと授業についていくことのほうが合格よりもはるかに重要と考えています。
すなわち合格の先をゴールとして捉えているわけです。ところが合格実績を貼り出してしまうと、どうしても生徒にとっては合格が目的になってしまいます。
ここ数年、志望校に合格したものの、高校の圧倒的な勉強の量と質についていくことができず、ドロップアウトしてしまう生徒が年々増加しています。
今年念願の高校に進学した1年生からも、すでにクラスの1/3の生徒が授業についていけていない、という話を聞いています。
志望校に合格しても、ついていけなければ意味がありません。ましてやドロップアウトして退学してしまってはそれまでの努力が無駄になってしまいます。
学研CAIスクール富山本部校は「一人でもドロップアウトする生徒を減らす」ということを社会的使命の一つと考えています。
授業についていけない、またはドロップアウトしてしまう生徒には共通する点があります。
それは勉強の仕方を身につけないまま「点数を取るための勉強をしていた」ということです。もっとはっきり言えば「合格のための勉強をしていた」ということです。
高校では「中学校で身に着けるべき勉強の仕方を正しく身についているという前提」で授業を行います。勉強の仕方が身についていなければ、高校の授業についていくことができないのは当然のことです。
点数を取ることと勉強の仕方を身に着けることは似ていますが、別物です。
学研CAIスクール富山本部校は、この違いを徹底的に考え、「点数は正しく勉強をした結果としてついてくるもの」という考えで学習指導を行っています。
実際に私どものスクールで高校に進学した生徒の中に授業についていけない生徒やドロップアウトした生徒はいません。逆に高校に入ってから伸びていく生徒が大半です。
「合格のために勉強はさせない。そのために合格が目的になるような合格実績は貼り出さない。」
学研CAIスクール富山本部校は、常に生徒の次のステップで何が要求されるかを考えて生徒に学習指導を行っている学習塾なのです。