中学校では、生徒が「勉強の習慣」を身に着けているという前提で授業が進みます。
「小学生の間に勉強の習慣を身に着けているはず」という前提です。したがって勉強の習慣が身についていない生徒は、中1の夏以降、授業についていくのが難しくなります。
今、中学校で起きているのは「授業を理解できる生徒」と「授業を理解できない生徒」が極端に分かれているという問題です。この問題の主な原因は中学校にではなく、生徒が小学生の時にどのように勉強してきたかにあります。
この小学生の間で身につけておかなければいけない「勉強の習慣」には「家庭学習」というものが大変大きな役割を占めます。
「家庭学習こそが勉強の習慣を身に着けるもの」と言っても過言ではありません。
しかしながら、ここに大きな問題が潜んでいます。
「家庭学習って何をさせればいいの?」という保護者のお悩みです。
しかしながらこのお悩みはほとんど解決されることがありません。
その原因に、家庭学習が勉強の習慣を身に着けさせるものということを多くの保護者がご存じないということと同時に、「勉強の習慣」に対する保護者の見解と小学校側の見解に大きな相違があるからです。
簡単に言えば、保護者側は勉強の習慣についてはこれを学校側の責任区と考えている一方、小学校はそれは保護者の責任区である、と考えているからです。
その結果、勉強の習慣を身に着ける機会を得ないまま、中学校に進学してしまう生徒がかなりの数で存在してしまうわけです。
これは子供たちにとってだけの問題ではありません。この状態が長く続けば(残念ながらすでに長く続いてしまっていますが)社会全体として大変大きな損失になります。
学研CAIスクール富山本部校では、小学生の生徒には問題の解き方よりも「勉強の習慣」を身に着けてもらう指導を優先しています。もちろんそれが身についた生徒には、より高いレベルでの学習ができるような指導をしています。
私どものスクールには小学生が多数通っています。その割合は生徒数全体の30%です。これは学習塾業界では大変に高い割合です。
私どものもう一つの特徴に「小学生の兄弟会員が多い」というものがあります。これはお兄さん・お姉さんが中学校になってから学研CAIスクール富山本部校に通いだし、その姿をみて「小学生の時から通わせておけばよかった」と思われた保護者の方が、下のお子さんを小学生の時から入会させるというケースです。小学生会員のうちのほぼ半数が、この理由で通っています。
確かに半ば強制的な入会ですが、子供が辞めたいといって辞めるケースはほとんどありません。それどころか「学研CAIスクールが楽しい」といって通い続けてくれる子供がかなりの割合を占めますし、保護者面談の際に保護者の方からも「通わせてよかった」という声をたくさん頂いています。
もし小学生のお子さんをお持ちの方で「家庭学習ってどうやればいいの?」「どう子供に伝えればいいの?」というお悩みをお持ちであれば、ぜひ学研CAIスクール富山本部校にご相談ください。
私どもは一切入会勧誘をしておりませんので、どうぞ安心してご相談ください。