残念ながら中学校の授業についていけない生徒が急増しています。
正しく言えば、ついていける生徒とついていけない生徒の差がどんどん広がっています。
昔にようにテストの平均点近くの生徒が一番多いということはありません。今は平均点近くの生徒が少ないというのが実状です。わかりやすく言えば「ふたこぶラクダ」の背中のように、わかる生徒とわからない生徒で山がはっきり分かれています(これを二極化といいます)。
学研CAIスクール富山本部校は、保護者の皆様より中学校の授業についていけない生徒への指導に一定の評価をいただいており、毎年何十人もの保護者の方からご相談を受けます。なかには射水市や上市町からもご相談にいらっしゃいます。
このような中学校の授業についていけない生徒には「極めてはっきりした特長」があります。
それは「小学校の間に身につけておかなければいけないことが身についていない」ということです。
実は中学校では、この小学校の間に身につけておかなければいけないことが、ちゃんと見についている、ということを前提にして、授業が進みます。
もし以下のいくつかがお子さんに当てはまれば、中学校で授業についていけない可能性があります。多ければ多いほどその可能性は高くなります。
<国語>
- 国語辞典・漢字辞典が家にない。
- 国語辞典を使って意味調べをやっていない。
- 漢字辞典の部首引きができない。
- 漢字の読み書きしかしていない。
<算数>
- 計算を暗算でやっている。
- ノートに図や評価を書かずに、いきなり式を書く。
- ノートが計算用紙になっている。
これらは小学校の間に身につけておかなければいけないものの一部です。
したがってこれらが身についていない場合、当たり前のように中学校の授業にはついていけなくなってしまうのです。
問題は、多くの保護者が、この「小学校の間に身につけておかなければいけないことが何か」を知らないということです。
理由は簡単です。このことが小学校から保護者に正しく伝わっていないということと、保護者がインターネット上の間違った情報や、いわゆる都市伝説に振り回されているからです。
私どもの経験から言えば、中学校の授業についていけるかどうかは小学6年生でほぼ決まります。
中学校に入ってからは、遅くなれば遅くなるほど、取り返すのが難しくなります。
学研CAIスクール富山本部校は小学生の生徒もたくさん通っています。
実はその大半が中学生の生徒の兄弟です。保護者の方々のお言葉をお借りすれば、「小学生の間に身につけなければいけないことを身につけないとどうなるか」を上の子でよくわかったので、下の子は「早いうちに」ということで通塾をさせている、ということだそうです(お兄さん、お姉さんに子ついても、この塾のことをもっと早く知っていれば良かった、というお言葉を毎年本当にたくさんいただいています)。
小学生のお子さんをお持ちで、勉強のさせ方に不安やお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に学研CAIスクール富山本部校までご相談ください。
私どもは勧誘は一切しておりません。どうぞ安心してお問い合わせください。