そりゃ勉強もできて、スポーツもうまけりゃ、最高ですよね。
悔しいですが、そういう人たちが私の周りにゴロゴロいるんですよ。羨ましいったらありゃしない。
そうやって羨ましながらそういう方たちを見ていると「ある共通点」がある、ということに気づくんです。
結果もともかく、過程も大事にしているんですね。文武両道ができている方って。
勉強でもスポーツでも。
私は勉強とスポーツは基本的に同意語と考えています。本質的にやることは同じと思っています。
スポーツには「試合」があって、それに向けて「日々の練習」があるように、勉強には「テスト」があってそれに向けて「日々の勉強」がありますよね。
共通しているのは「目的に向かって、どう行動するのか」ということです。
練習でも「腹筋100回!」と指示されたことに対して何も考えずに腹筋をするのと、「この腹筋のトレーニングが試合にどう役立つのか」を考えながら腹筋をするのとでは全く違ったトレーニングになりますよね。前者は腹筋を100回することが目的になりますが、後者は試合に役立たせることが目的になりますから。
勉強も一緒だと思うんですよ。「このプリントを明日までにやってこい」と言われて、ただやってくるのと、「どうしてこのプリントをするのか」と考えてやってくるのじゃ、理解度が全然違ってきますから。
ウチのスクールってクラブチームの生徒がかなりいるんですよ(多分授業の振替のしやすさが保護者の方に受けているんだと思いますが)。
そんな子供たちにはいつも同じことを言っています。「練習でも勉強でも考えてやれ」と。「考えてやれないヤツは、いずれ考えてやってきたヤツに差をつけられる。その時に後悔しても差は絶対縮まらない。後悔しないためには今から考えてやれ。これは勉強でもスポーツでも一緒だ。」
言うのはやさしいですよね。ましてや理想論ですから。
指導者たるもの、理想論を振りかざしてもダメというが私の持論です。「じゃあお前やってみろよ」と言われたらそれまでですから。
そんなわけで、この冬もほぼすべての週末は長野県の白馬に通うことになりそうです。
今年もHakuba47のスノーボードスクールからインストラクターの依頼がありました。
文武両道をかざす以上、勉強を指導するもの、スポーツの指導もできなくてはね(一応、日本スノーボード協会の認定インストラクターなんです。一番下のC級ですが)。
学習塾の先生が(入試で)滑らないようにすることを教えながら、(スノボで)滑り方を教えてどうすんねん、という声もありますが、「万が一のために滑り方のコントロールも指導しています」ということでお許しください。
http://47snow.net/staff/staff2016.html←真ん中ぐらいに私の名前があります。良かったら見てみてください。日本人の方にも教えていますが、ほとんど外国からのお客様に英語で教えています。