テスト対策って点数を取ることだって思っていらっしゃる方って、かなりいらっしゃるんですよ。
というよりも、ほぼ100%そうですね。
そりゃそうですよね。私もそうですが、ほとんどの保護者はそうやって育ってきていましたし、それを当たり前に思って育ってきましたから。
じゃあ「学校の先生からみたら、点数そのものはどうでもよい」と書いたら、どう思いますか?
「か、なに言っとんがよ。ダラじゃないがか。」と言われて終わり、かもしれません。
けど、それが事実だとしたらどうしますか?
実際、それって事実なんです。ちょっとオーバーな表現ですけど。
学校の先生って、点数を通して「あるもの」を見ているんです。点数そのものじゃないんですね。
その「あること」っているのが「どれだけ理解しているのか」ということなんですね。
わかりやすく言うと、学校の先生は「それだけ点数をとれるというのは、それだけ理解している」と見ているんです。結局、どれだけ理解しているかの尺度として点数を見ているんです。
ということは、子供や保護者と学校の先生では、点数の見方が違うんですね。
点数を点数としてみているのが子供と保護者で、点数を理解度の尺度とみているのが学校の先生、というわけです。
ということは、テスト対策では点数を上げること以上に、しなければいけないことがあるんですよ。
そうです。「理解させる」ということです。
正しく理解すれば点数って、後からついてくるものなんですね。
私のスクールは、保護者の方々にはこれを最初にお伝えしているんですよ。教育塾ですから。点数については学校の先生と考え方を同じにしないと。
「ウチは点数だけを追い求める塾ではないですよ」って。
正直、理解している・いないにかかわらず、点数だけを上げる方法はあるんです。一応学習塾でもありますから。だけどウチのスクールではしないんです。だってそんな点数って、正しい点数じゃないでしょ?
入試だってそうですよ。高校の先生も点数を理解度として見ているんですから。
これだけ点数取ったらこれくらい理解しているよね、と見ているんですよ。
だからウチの生徒は進学した高校で伸びるんです。むしろ伸びて当たり前です。だって点数が何かをちゃんと教えて指導しているんですからね。
多分、これもウチが元エンジニアということもあるんでしょうね。だってエンジニアにとって意味のない数字なんて存在しないですからね。