県立高校の「入学者選抜」の倍率が発表になりました。
県内最高の倍率の学科と県内で下から2番目の倍率の学科が同じ高校だったり、結構話題性に富んだ状況となっています。
しかし受験生は倍率に一喜一憂してはいけません。
特に倍率が1倍を下回った(いわゆる定員割れの)高校を受験される方は特に要注意です。
入試の本質を理解しないと「まさか」という結果になってしまいます。
入試というのは入学するための試験ではありません。
そもそも富山県の県立高校では入試という言葉すら使っていません。
正式な名前を「入学者選抜」としています。
そうです。「誰を入学させるか受験者の中から選抜する」というのが、入試の本当の姿です。
選抜をする以上、高校ごとにその基準を持っています。その基準というのが「その高校の授業についていくだけの学力と勉強の仕方を身に着けているか」というものです。
合格、不合格というのはあくまでも受験者から見た入試の結果です。これを試験を施す側(高校側)から見れば「許可・不許可」と表現するほうが正しいと思います。
もうお分かりですね。
倍率が1倍を下回ったからといって、全員が入学できるとは限らないのです。
「その高校の授業についていくのが難しい」と判断された場合は、入学は許可されないのです。
ぜひ手を緩めることなく、油断することなく、入試の本当の目的をよく理解して、残り2週間を頑張ってもらいたいと思います。
学研CAIスクール富山本部校は、ただ合格するための勉強をさせるのではなく、このように入試の本当の姿を子供たちや保護者に伝え、高校に入ってからきちんと授業についていくだけの学力と勉強の仕方を身に着けさせる学習塾です。
高校に入っても、ちゃんと授業についていけるかご心配の方がいらっしゃいましたら、ぜひ学研CAIスクールにご相談ください。
私どもは一切勧誘をしておりません。どうぞ安心してご相談ください。