こんなことを書くと同業の方の怒りに触れるのではと思いますが、事実として、近年、学習塾の倒産が相次いでおり、2018年には全国で35件倒産しているそうです(帝国データバンク調べ)。
この数値は法人の数で、個人経営の学習塾はこの数値に含まれていませんから、実際にははるかに多くの学習塾が廃業していると思います。
開校3年持つかどうかといわれる学習塾業界で、学研CAIスクール富山本部校は、おかげさまでこの3月で開業10周年を迎えることができました。
この記事に書かれていることは、学研CAIスクール富山本部校には当てはまりません。
確かに私どものスクールは全国に展開しているチェーン塾ではありますが、広告宣伝費はほとんどかけていません。ご入会される方の8割以上が、保護者の口コミ、ご紹介や会員の弟妹です。
スクールがいま一番力を入れているのは、社員が働きやすい環境の整備と、働き甲斐の提供です。
この記事にもありますが、結局は教えるのは人です。その教える人にやる気がなければ、質の高い指導はできるはずがありません。
実際に、当スクールの正社員の休日は年間120日以上あり、そのうえで有給取得率は90%を超えます。残業も多い月で5時間程度です。もちろんサービス残業はありません。みなさん出勤時刻の5分ほど前に出勤して、退勤時間を過ぎるとすぐに退勤します。
もちろんアルバイト講師もいますが、この記事にあるような実務以外の業務をさせることはありませんし、仮にさせたとしてもその分の労働に対しては100%報酬を支払います。
実は、これらは、全て生徒の「問題が解けない」ということを基に「どうして問題が解けないか」の真の原因を、エンジニアの手法でしつこいくらいに分析した結果なのです。