小中高等学校の休校が5月末まで延長になり、当スクールの保護者からも、授業の再開を望む声が高くなってきました。
4月の3週間だけで生活がだらけてしまっているのに、さらに3週間以上学校が休みになることによる生活リズムの崩壊が現実化してきているようです。
学校が休校になった理由は、感染そのものを防ぐことではなく、短期間に感染者が急増して病院の医療崩壊につながることを防ぐためです(どれだけ感染の拡がりをゆっくりにさせられるかということです)。
そこで富山県の新型コロナの感染状況を調べてみますと、依然として新たな感染者が報告されていますが、5月に入ると回復(退院)された人の方が新たな感染者より多くなり、日ごとの感染者数は減少しています。このことから心配された医療崩壊はひとまず回避できたものと推定されます。
当スクールにおいてもこの医療崩壊を防ぐため、これまで休校措置を取ってきましたが、小規模の学習塾に関しては感染拡大の恐れが低いということで、富山県より対策をとったうえでの授業再開が容認されたことと、員保護者全体の3分の2以上の方が再開を要望していることから、このご要望にお応えして5/11より授業を再開することとしました。
再開にあたり、感染を最大限防止するために、以下の対策を講じます。
- 受入数の制限: 1教室当たりの受入れ数を半分の6名とします(密集防止)。
- 生徒の間隔の確保: 生徒の間の距離を2m確保できるよう、机の配置を変更します(密接防止)。
- 換気の確保: 常時強制換気を行い、室内空気の入れ替えを行います(密閉防止)。
- 消毒の徹底: アルコールもしくはウィルス除去効果が高いアルカリ電解水で消毒を徹底します。
- マスク着用の義務: 入室時はマスクの着用を義務づけ、未着用の場合の入室を制限します。