さていよいよ6月より小中学校で通常授業が始まります。しばらくは分散での授業になりますが、やっと学校が再開します。
この再開を心待ちにしていたのはなにも子供たちだけでなく、保護者の皆さまも同じではないでしょうか。
教育産業に従事する者として、学校休校中の保護者のご協力とご努力に、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
学校より案内があったと思いますが、再開後の授業は例年とかなり様相が異なります。
一番の懸念は、授業を急ピッチで進めることが予想されることです。これは第2波、第3波による休校の可能性を否定できない以上、かなりの確率でそうなると思います。
その時には学校としては、かなりのことを保護者の皆さまに委ねることになります。そうしないと授業を進められないからです。
学校が保護者の皆さまに委ねるのは「家庭学習の増加」です。おそらくこれまでの2倍から3倍は家庭学習をする必要があると思われます。
おそらく学校からは「家庭学習をお願いします」という簡単な説明しかないと思います。これは保護者の皆さまが「家庭における子供の学習での保護者の役割を十分理解している」という前提が学校側にあるからです。
学校側が保護者の皆さまにお願いしているのは、単に問題を解かせてください、というものではありません。
「自分で調べて、ノートにまとめて、それから考える(問題を解く)」という「勉強の仕方」を子供に教える、という役割です。
学校は以前より、これらがきちんとできている、という前提で授業を進めていますが、今年は特にその前提が大きくなります。
保護者の皆さまにお願いです。
- 学校からの課題がちゃんとできているか、毎週確認をお願いします。
- 勉強するときは辞書を使って自分で調べさせるようお願いします。
- 調べたことをノートにまとめさせることをお願いします。
そのうえで、以下のこともお願いしたいと思います。
- 睡眠時間を確保してあげてください(小学生低学年は最低9時間、高学年は最低8時間、中学生は最低7時間必要です)。
- 適度な運動を取らせるようにしてください(医者からの制限されている場合は除いて、週に1回はヘトヘトになるくらいでちょうどいいです)。
私どもからもご協力をお願いいたします。
そうはいっても、保護者の皆さまがお忙しいことは十分理解しています。また、親子だとなかなかそれがうまくできないことも理解しています。
学研CAIスクール富山本部校ではそのような保護者に代わって、お子さんに「家庭学習」を指導しています。
もしお子さんの家庭学習にお悩みでしたら、ぜひ当スクールにご相談ください。
相談は一切無料ですし、勧誘も一切しておりませんので、どうぞご安心ください。