ここ最近の学習塾のトレンドは「ティーチからコーチへ」です。
いよいよ点数を上げるには問題の解き方だけではうまくいかない、ということに学習塾業界も気づいてきており、特にこの1、2年は「どのように勉強をコーチするか」に軸足を置くようになってきました。
これにいち早く気づいたのが私たち学研CAIスクールです。もう今から10年近く前のことです。
実はこの「ティーチからコーチへ」を、学研内で最初に唱えたのは、ここ富山本部北校です。
学研CAIスクール本部と「家庭勉強の仕方」の共同開発をしている中で「今の子供たちは問題を解くことはそつなくこなすが、そもそも考えるために必要なことができなくなってきている」ということに気づき、それを補うためには、「講師はティーチではなくコーチをすることが重要」と考えました。
そのころはどの学習塾も「問題の解き方の教え方」で優劣を競っていました。神講師とかカリスマ講師という言葉が出始める少し前の頃でした。
このコーチの重要性は学研の本部でも強く認識され、その年に行われる全国の学研CAIスクールの先生向けに行われる「全国スクールミーティング」で、学研CAIスクールの今後の基本方針として採用されることになりました。
当然そうなると「言い出しっぺ」の富山のスクールは、その実績を上げる必要があります。
これまで「勉強の仕方」の重要性を唱えた学習塾は数多くありましたが、いずれも失敗に終わっています。時代はまだ点数や合格至上主義だったためです。
その中で私どもの「ティーチからコーチへ」の考えは、広く保護者の皆様に受け入れられました。
これは学研CAIスクール富山本部校の代表が、もともとエンジニアで「社会で通用する人材になるためにはどのような資質が必要で、そのために学生時代にどんな勉強をしなければいけないか」という実社会を通した考えとその具体的な方法を持っていたことによります。
こうして、まだまだ点数至上主義だった時代に「勉強の仕方を勉強する」という変わった学習塾が富山に出現したのです。
この私どもの考えや指導の仕方がどれだけ多くの保護者の方々に支持されたかは、開校してわずか3年目で生徒数が100名を超えたことからもお分かりいただけるのではないかと思います。
そしてこの年、学研CAIスクール富山本部校はこのような実績を高く評価され、学研史上最速で「全国最優秀スクール賞」をいただきました。そしてそれ以来8年連続で最優秀スクール賞を受賞し続けています。
新型コロナの影響があったにもかかわらず、今年もこの私どもの指導方針にご賛同いただいた多くの方にご入会をいただいています(ありがたいことに、そのほとんどが会員保護者のご紹介です)。
これからもコーチをする学習塾のパイオニアとして、ますますコーチスキルを磨いて、子供たちが自分で正しく勉強できるような指導を行ってまいります。
どうぞ学研CAIスクール富山本部校のこれからにご期待ください。