学研CAIスクール富山本部校の受験対策は一味も二味も違います。
「志望校合格のその先へ。」これが我々の受験対策です。
志望校合格というのは、あくまでも受験者から見た受験対策です。目線の先には行きたい高校があります。
私どもの対策は「高校の先生が入試から見ているもの」がベースです。目線が高校の先生ベースなんですね。目線の先には受験者がいます。一般的な受験対策と全く逆の目線から見ていることになります。
富山市立の中学校は夏休みが10日に短縮されてしまいました。
やむを得ない事情とはいえ、受験生にとっては少々酷な夏となりそうです。
例年受験生にとって夏休みは基礎学力を高める事実上の最後のチャンスです。
しかし今年はそうはいきません。学校の授業がある以上、優先するのは授業の予習復習です。
しかしながら入試で高校が見ているのは「この生徒はウチの高校の授業についていけるだけの基礎学力があるのか?」という点です。さらに来年の高校入試は例年と同じ扱いとすることが発表されており、今年の受験生は学校の授業の予習復習をしながら基礎学力を身に着けるということをしなければいけません。
学研CAIスクール富山本部校では、この7月から例年よりかなり前倒しで受験シーズンに入ることにしました。
その第1回目として、模擬試験を行いました。
この模擬試験で大事なのは、どの教科のどの単元の理解が不足しているのか、という分析です。
よく「苦手な単元を知る」と言いますが、エンジニアとして分析を生業としていた者としては正しくないですね。「理解不足」と「苦手」は似ているようですが、数字のプロとしては全く違うものと言いたいです。
次にその理解不足の原因の分析です。一般的には不足している単元の問題を解くのがですが、これも必ずしも正しいとは言えないですね。
理解不足になった理由がちゃんとあるはずです。ここをきちんと分析できないと、単に問題を解いて終わり、というお誂えの受験勉強になってしまいます。
受験勉強は点数を取ることでも問題の解き方を覚えることでもありません。高校の授業についていくだけの基礎学力を身に着けることです。
ここもQC歴20年の元エンジニアの腕の見せ所ですね。特にQC手法を用いた分析力は学研CAIスクール富山本部校の自慢の一つです。
なぜ理解不足なのかを徹底的に分析して、その生徒ごとの対策と計画を立てます。
この対策と計画でも元エンジニアの手法が活躍します。プロジェクトマネージメントという手法です。さらにこの手法にPDCA手法を取り入れます。
お分かりの方はお分かりだと思います。ISO9001です(当スクールの代表はISOの内部監査員の公式資格の所持者です)。
ここまでやって初めて受験対策を始める準備、いわゆる段取りが整うわけです。
仕事でも言いますよね、段取り7割って。
これ、ウソです。段取り9割です。そこまでやらないと、事はうまく運びません。
段取りさえしっかりやれば、あとはその計画に基づいてやるだけです。
しかし実際にはそんなに計画通りうまくいくはずなんかないですよね。
ここで役立つのがPDCAとプロジェクトマネージメントの力です。なぜ計画通りにいかないのか、その原因は何かを分析して、計画を修正しながらゴールに導くわけです。
教育はなにもどれだけ点数が取れるかではないんです。このようにきちんと計画を立てて、その計画をやってみて、必要があれば修正して、またやってみる、この力をつけることも立派な教育なんですね。
志望校に合格するのは当たり前。
そのあとに待ち構えている高校の授業に立ち向かう力を身に着ける。
これが学研CAIスクール富山本部校の受験対策の考え方です。