学研CAIスクール富山本部校は小・中学生を問わず、スクールではシャーペンを使わせていません。
理由は二つあります。
一つはテスト対策です。もう一つは勉強に集中させるためです。
スクールの代表は生産技術のエンジニアでもあるので、様々な問題の真の原因の分析はプロ中のプロです。テストで点数が取れないという問題も、エンジニアの手法で分析すると、シャーペンの使用がその原因の一つとして浮かんできます(詳しい理由は省きます)。
もう一つですが、学校の授業についていけていないお子さんをお持ちの方に次の質問をしたら、ほぼ100%の方が当てはまるのではないでしょうか?
「シャーペンを使っていますか?」
もう一つ、次の質問をしても、かなりの方が当てはまると思います。
「新しいシャーペンを買う頻度が高いと思いますか?」
現実を申し上げます。学校の授業についていけていない生徒は、ほぼ全員寝ているか、シャーペンを分解して遊んでいます。
理由は単純です。ついていけていないというよりも、授業を受けたくないのです。心理学でいうところの「逃避」です。
もう少し詳しく書くと、授業という苦痛を伴う現実を忘れたいために、シャーペンを分解したりシャーペンで遊ぶという別の現実へ没頭することで、授業のことを忘れようとする逃避行動です。
修理のために分解するわけではありませんから、シャーペンは簡単に壊れます。壊れたら買ってもらえるわけですので、新しいシャーペンを買う頻度は必然的に高くなります。
残念ながらほとんどの保護者の方は、なぜ子供がそんなに新しいシャーペンを欲しがるか、その理由を知りません。理由を知らないまま、せっせと子供たちがせがむまま、授業から逃避するための道具を買い与えているわけです。
シャーペンを鉛筆に変えるだけで、効果はあるのでしょうか?
結論を言います。
あります。大いにあります。あるからこそ、当スクールでは鉛筆にこだわるのです。
ただシャーペンはダメというのでは効果はありません。教育という面から考えると、どうしてダメなのか、それをきちんと子供たちに伝えたうえで鉛筆に切り替えさせることが大事です。
学研CAIスクール富山本部校が「教育塾」とうたっているのは、こういうところまで考えて学習指導をしているからなのです。