いよいよ期末テストが目前に迫ってきました。
中3の生徒にとっては、これで内申点が決まる大事なテストです。気が抜けないと思います。
頑張って勉強して中間テストで100点、期末テストで100点、これで通知表は5だ、と思ってみてみたら、なんと3だったということが案外あるのを、皆さんはご存じでしょうか。
通知表の点数はテストの点数だけでは決まらないんです。実はもう一つ大事なものがあるんです。
通知表の欄に「関心・意欲・態度」というものがあるのをご存じでしょうか。
ここの評価がCだと、たとえテストで100点を取ってもほぼ間違いなく通知表は3になります。
ここの評価がCの生徒に多いのは「提出物がほとんど出ていない」という生徒です。
提出物はテストの範囲表に書かれてあるものだけではありません。
授業中に配られたプリントや、授業中に集められたノートも含まれます。これらが全て期限内にきちんと提出されていればAが付きます。
白紙、出さない、期限に間に合わない場合は減点になります。その減点の程度により評価がBになったりCになったりします。
仮にテストが100点満点でも、関心・意欲・態度がBなら通知表は4、Cなら通知表は3となります。
通知表の点数がそのまま内申点に用いられる、ということはこの塾選び富山のコラムで説明したとおりです。
少しでも内申点を獲得するためには、テスト対策以上に、もし提出していない提出物があれば、必ず提出するということが何よりもしなければいけないことになります。
もしあるようなら、必ず提出するようにしましょう。
テスト勉強はそれからでも遅くはありません。
テスト勉強に関するついでのお話し。
はっきり言います。定期テスト対策に過去問はあまり効果はありません。極端に言えば「気休め」程度です。
過去問をする時間があったら、ワークを何度も解き直すべきです。
だって学校側はワークからは出題しますが、過去問から出題することはないのですから(これ以上は機密保持に触れるので言えませんが)。
出ないものをやってもあまり意味がないということは理解できますよね。
それと不思議なのが、過去問をどうやって手に入れているのか、ということです。
学校のテストって立派な著作物ですので、学校に無断でコピーなんかしたら、その時点で知的所有権の侵害で一発アウトなんですけどね。ましてや学校側がOKなどするはずがないですし。
これは本当に不思議でなりません。
あ、学研CAIスクール富山本部校は開校してから一度もそんなことしたことないですよ。法律の順守は企業として何よりも重要なことですからね。