さて、いよいよ来週、私立高校の一般入試が行われます。
今年は新型コロナの影響で、受験生にとっては大変な年になってしまいました。
時間は過ぎ去りますが、新型コロナウィルスは依然として勢力が衰えず、いつ、だれが感染してもおかしくない状況になっています。
感染防止のための対策も大事ですが、ここまで感染が広がってしまった以上、その一歩先の対策を行うほうが良いと思います。
そこで、受験生がこれから受験シーズンを終えるまでに気を付けるべきことをお伝えしたいと思います。
ズバリ言います。
「8時間しっかりと寝る」
これだけです。
理由は簡単です。まだワクチンが流通していない現時点で、ウィルスに勝てるのは人間の持つ免疫しかなく、それは特に睡眠によって回復するからです。
すなわち、いわゆる感染予防をすることと同時に、しっかり寝ることが、現時点での最大の新型コロナウィルス対策になるわけです。
学研CAIスクール富山本部北校では、受験生に「君たちの身体には、すでにウィルスが侵入していると考えてよい」と伝えています。
そのうえで「陽性になったり、新型コロナ感染症(=発病)になったりしないのは、身体の免疫が新型コロナウィルスをやっつけているからである」と説明しています。
さらに「この免疫が弱くなれば、新型コロナウィルスは敵がいなくなるので、一気に増殖して、その結果新型コロナウィルス感染症になったり陽性になったりする」ということも説明しています。
わかりやすいイメージとしては、スマホの充電でしょうか。
電池の残りが免疫力と思ってもらって結構です。
十分な充電時間がないと、当然ながらスマホは途中でバッテリー切れを起こします。スマホはバッテリー切れを起こしてもウィルスに感染することはありませんが、人間は免疫力が低下したその時点でウィルスの増殖を抑えられなくなります。
中学生に必要な睡眠時間は受験生で8時間です。どんなに短くても7時間です。
6時間から7時間だと黄信号、6時間を下回っているようなら赤信号です。
これからの時期、子供たちはどうしても焦ります。その結果、夜遅くまで勉強してしまいます。
ここは保護者の出番です。
頑張ることと、暴走することは違います。暴走は止めなければいけません。
今年は特に保護者の方々の役割が大きい年です。ぜひ子供たちが万全の体調でベストを尽くせるように、保護者の皆さま方のご協力をお願いしたいと思います。