私どものスクールにご相談にいらっしゃる保護者の方からのお悩みで多いのが「もう子供に教えられなくって」というものです。
そこで、学習塾の経営者兼講師で公立中学校の講師でもあるヤマシタが、保護者の役割についてズバリお答えします。
お子さんに教える必要は全くありません。宿題や課題をやっているかどうかのチェックで十分です。
ただし「正しくチェックする」ことは必要です。
この「やってあるかどうかを正しいチェックすること」こそが保護者の役割なんです。
学校が保護者に求めているのはこれです。言い換えれば学校の先生は保護者に問題の解き方を教えるところまでは全く求めていません。
お子さんが定期テストで点数が取れない、とお悩みの保護者の皆さん、普段からお子さんが学校のワークをやっているか実際にワークを見てチェックしていますか?
口頭での確認で終わらせていませんか?
「やった?」という言葉での確認は、ほとんど役に立ちません。
子供たちはやっていなくても「やった」というものです。今の子供だけではありません。多くのお母さん・お父さんも昔はそうだったはずです。何を隠そう、私がまさにそうでしたから。
実際にワークを見てやってあるかどうか見るしかないんです。抵抗するときほど要注意です。やっていないことがバレる(というよりバレて怒られる)のが怖いからです。
結局やっていなくても生活するうえで何の支障もなければやらないのが人間です。もっとはっきり言えば、今の物質的に豊かになった日本では「やらないのが普通」だと思ってください。
これは大人でさえ同じです。だから誰かのチェックが必要なんですね。
会社なら上司のチェックというものがありますし、ISOなら監査というチェックがありますし、会社経営なら株主総会というチェックがあります。
ですから保護者の役割というのは「ちゃんとやってあるかどうかを正しくチェックして、やっていなければ正しくやらせる」ことなんです。
それは分かっているけど、実際にワークを見て確認したくない、というお悩みにもズバリお答えします。
それは「もし分からないと言われて聞かれても答えられないから」という心理が働いているからです。
これに対する回答は実に単純です。
答えなければいいんです。「答えないといけない」と思うから、答えられないのが怖くて、実際にワークを見ての確認ができなくなるんです。
「分からない」という子供からの訴えには素直にこう答えてください。
「学校の先生に質問してきなさい。」
これで十分です。
ただ、学校の先生が100%教えてくれるとは限りません。テスト前には質問時間を設けてくれていることが多いですが、質問者が多いと、一人当たりに割ける時間は限られます。
もしお子さんの分からない程度が大きいときや、直感で「これは奥が深そうだ」と思ったときは、ためらわずに私ども学習塾をご利用ください。
私ども学研CAIスクール富山本部校は、子供たちの「分からない」についての分析とその対策にかけては、AI(人工知能)をはるかに凌ぐノウハウを持っています。これからAIが多くの学習塾で導入されますが、私どもはその10年先を進んでいます(手前みそですが、全国の学習塾でも最先端の学習指導をしていると自負しています)。
学年をさかのぼっての学習や、勉強で必要な辞書の使い方やノートの使い方の充実したトレーニングも、学研CAIスクール富山本部校の強みです。
そして何よりの強みは、保護者へのアドバイスの豊富さと、その質の高さです。
保護者がどのタイミングでどのようなことをすれば良いか、を常に保護者に発信しています。
お子さんの家庭での勉強だけでなく、「子供の家庭学習への接し方が分からない」ということでお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ遠慮なく学研CAIスクール富山本部校までご相談ください。
当スクールは一切入会の勧誘をしておりません。言葉巧みに入会に導くこともしていません。
どうぞ安心してお問い合わせをいただければと思います。
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