多くの中学校では、中間テストと期末テストの間は1か月しかありません。
中間テストが終わって一息、ということはできないのが現実です。
だって、学校の授業は止まることなく、どんどん進んでいるからです。
期末テストは中間テストの範囲以降がおもなテスト範囲ですが、中間テストの範囲も含まれることがあります(これは中学校によって異なりますので注意が必要です)。
学研CAIスクール富山本部校では、定期テストの4週間前になると子供たちに計画表を作成させます。
ということで、ほとんどの中学生は今週テストに向けての計画表を作成しました。
定期テストで大事なのは点数ではありません。点数が意味しているところです。
点数とは、ざっくり言えば「どれだけ理解しているか」を数字で表したものです。少なくとも学校の先生は点数をそのように見ています。
そうすると、定期テストの正しい勉強は、点数を上げることではなく「テスト範囲の内容を正しく理解すること」ということになります。
正しく理解すれば、必ず点数は上がります。
点数は上げるものではなく、上がるものです。ここを間違えると、中身を伴わない、テクニックの勉強になってしまいます。そんなものは何の意味もありません。
ではどうすれば正しく理解できるか、ということですが、これは学校の先生がいつも言っている言葉で表すことができます。
「ワークを何回も正しく解き直しをする」
実はこれを正しくやれば、ほぼ100%点数は上がります。実際に学研CAIスクール富山本部校のテスト対策はまさにワークの解き直しです。それも正しくノートを使った解き直しです。
この解き直しを正しくやって、教科書の内容を正しく理解するために必要なのが計画です。
前回のテスト対策で良かったことは繰り返せばよいですし、悪かったことは改善すれば、必然的にテスト勉強の仕方も洗練されるようになります。
生徒の皆さんには、ぜひ自分で立てた計画を、きちんとこなして、自信をもってテストに臨んでほしいと思います。
ちなみに学研CAIスクール富山本部校が用いている計画表は、私がエンジニア時代に培ったプロジェクトマネージメントの手法を全面的に導入したものです。
いわゆる「PDCA」そのもので、何人もの学校の先生が「これはすごい」と驚いただけではなく、企業の役職者向け研修で取り上げられたことがあるほどのものです(知的財産権は抑えてありますが、無許可で模倣される懸念が払しょくできませんので、残念ながらこれをお見せすることができません)。