夏休みの課題は、2学期の成績に
大きく影響します。
もし出さないとどうなるか、といえば、
2学期の通知表の点数(評定といいます)は
間違いなく大幅にダウンします。
特に2年生・3年生は
通知表の点数が、
ほぼそのまま高校入試の
内申点になりますので
十分な注意が必要です、
というより
出さないとホントにマズイことになります。
今年から中学校の学校教育が大きく変わりました。
課題の提出は、
主に「主体的に学ぶ態度」という
観点の評価になります。
この「主体的に学ぶ態度」というのは
子供たちを評価する3つのポイントの一つです。
課題を出さないと、この評価が
ダダ下がりになります。
これは夏休みの課題だけではなく、
定期テストを含めた提出物も同じです。
この評価が低いと、高校側としても
「この生徒はマズイ」と
判断することになります。
要は、こんな生徒はとても高校が出す
課題の量にはついていけないだろう、
と判断するわけです。
中学校の課題でヒーヒー言っているようでは
話にならない、というのが高校側のホンネです。
ざっくり言えば、課題の量は
少なく見積もって
中学校の3倍はあります。
入試というのは、
高校に入るための試験ではありません。
その高校の授業についていけるかを高校側が見て、
ついて行けると思った生徒の入学を
「許可」するためのものです。
結局課題を出さないということは、
それはそのまま
「私は高校の授業についていくことできない」
ということを自らPRすることになります。
ヤバいですねえ。
夏休みはまだ2週間あります。
行きたい高校に「こいつなら大丈夫」と
思ってもらうためにも、
夏休みの課題はきちんとやって、
期限までにちゃんと出しましょうね。