製造業でよく使われる言葉に
「なぜ?」を5回繰り返せ、
というものがあります。
これは製品の品質を上げるために
用いる分析手法の一つです。
実は思いつき程度の改善を繰り返しても
品質はあるレベルで頭打ちとなり、
それ以上は良くなりません。
より製品の品質を高めるには、
もっと深いところにある
品質を押し下げる真の原因を
探り出すことが必要です。
その真の原因を探り出す手法として
用いられるのが
「なぜ?を5回繰り返せ」です。
学研CAIスクール富山本部校のテスト対策では、
まず子供たちに
目標とするものを立てて、
計画表を作ってもらっています。
点数でも順位でもなんでもOKですが、
目標には
必ず数字を入れてもらっています。
テストが終わって、
その目標が達成できたかどうかを
書き込む際に、
この「なぜ?を5回繰り返せ」を
子どもたちにさせています。
達成しても達成できなくても
必ず理由があります。
どうして達成できたのか、
どうして達成できなかったのか、
これを表面的な分析ではなく、
なぜ?を5回繰り返させて
できるだけ真の原因を見つけることで
次のテストのときに
何をすればよいのか、
何を直せばいいのか、が
はっきりします。
よかったことはよかったことで
次回も繰り返せばよいですし、
悪かったことは悪かったことで
次回改善すればよいわけです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
いわゆるPDCAプロセスそのものです。
そして、
このPDCAプロセスは
今施行されている学習指導要領により、
子どもたちに身に着けさせることに
なっています。
学研CAIスクール富山本部校は
社会につながる教育を施す
日本で唯一の教育塾です。
点数や合格だけない、
真の教育を
私たちは
子たちに施しています。