学研CAIスクール富山本部校は
開校した2010年から
「勉強の仕方」にこだわった
学習指導をしています。
学習塾なら
点数アップや志望校合格を
前面に出してPRしますが、
私どもはそれは一切せず
あくまでも「勉強の仕方」に
こだわっています。
先日、富山を代表する
経営コンサルタントの先生から
「十分な点数アップや合格実績が
あるにもかかわらず、
どうしてそれを宣伝に使わず、
あまり宣伝にならない
勉強の仕方にこだわるのか」と
質問されました。
私ども学習塾は、確かに
経済産業省管轄のサービス業です。
経営コンサルタントの先生ですから
サービス業としての目線で
指摘をされたのだろうと思います。
しかし私どもには
「子供たちの教育」に携わる
社会的側面もあります。
先生の質問にはこのように答えました。
「確かに点数や合格を重視するのなら
問題の解き方を
丁寧に教えることのほうが
よいのかもしれません。
しかし、子どもたちに、
それらが理解できる力がないと、
どれだけ丁寧に教えても、
子どもたちはそれらを確実に
自分の力にすることはできません。」
「おなかの調子が悪い時に
栄養満点なステーキを食べさせても
その栄養は身体には吸収されません。
きちんと治してお腹の調子を
よくすることが先です。」
「それと同じで、習ったことを
吸収する力が十分でない子どもたちには
吸収する力を身に着けさせることが
先になります。」
「勉強の仕方とは、
この習ったことを吸収する力を
身に着けさせることです。
ですから、私どもは
勉強の仕方にこだわるんです。」
「仕事でも何でも、物事には
前提というものがあります。
この前提が成り立っていないと
何をやっても結果はでません。
勉強も同じです。
前提が成り立っていないのであれば
まず何よりも前提をきちんと
成り立たせることが大事です。」
「教育は進学や点数のためではなく
社会のために施すものです。
私どもは子どもたちの教育に
携わっています。
ビジネス的には
点数や合格実績をPRすれば
集客につながることは
よく分かっています。
しかし、それでは
点数や合格のための勉強に
なってしまいます。
それは私どものスクールの
理念に反することに
なってしまうんです。」
この私どもの説明に
なるほど、という顔で
「教育が社会のために施されるというのは
まさにその通りです。」
「企業の存在意義の一つに
社会貢献というものがあります。
まさに子供たちへの教育を通して
このスクールは社会貢献を
されていると感じました。」
「ぜひ他の学習塾さんとは
一味も二味も違うという点を
強みとして、頑張ってください」
という、ありがたいお言葉をいただきました。