今は学習塾の講師や
中学校で理科の講師をしてますが、
以前エンジニアだったときは
駐在員といてアメリカで
通訳もしましたし、翻訳もしました。
英語で議事録も取っていました。
通訳や翻訳をしていて感じたのが
海外で仕事ができる人ほど
日本語がちゃんとしている、
ということです。
逆に仕事がパッとしない人ほど
日本語がダメでした。
これはハッキリといえることです。
英語ができるだけでは
役に立ちません。
仕事というのは、個人だけで
できるものとは限りません。
一部のアーティストなどを除くと
必ずと言ってよいほど
他の人の協力が必要になります。
その時にきちんと
コミュニケーションが
とれるかどうかは、
自分の考えを相手に
どれだけ的確に伝えらえるかで
決まってきます。
母国語である国語すら
満足に使えないようでは
海外において、ましてや
母国語でない言語では
自分の考えを
正しく相手に伝えることは
とてもできるものではありません。
実際に英語を使って海外で
ビジネスをしてきた経験から言います。
国際コミュニケーションで一番大事なのは
英語ではありません。
文化や宗教の相互理解です。
日本人の考え方は必ずしも
他の国の考え方と同じではありません。
お互いがその違いを理解することから
国際コミュニケーションは始まります。
その時に必要なのは
きちんとした母国語です。
自分の意見や考え方を正しい言葉で
言える・書けるからこそ、
相手に正しく伝えることが
できるのです。
学研CAIスクール富山本部校は
子どもたちの国語力のアップに
力を入れているのは
このような経験に
基づくからなのです。