学研CAIスクール富山本部校では
定期テストの4週間前から
テスト計画書を
生徒全員に作らせます。
そんじゃそこらの計画書ではありません。
企業でも十分使えるほどの
クオリティのものです。
以前に職員室で教員から
「ヤマシタ先生の塾って、どんな
テスト対策しているんですか?」と
聞かれたので、
スクールで使っているテスト計画書を
その教員の方にお見せしたことがあります。
(スクール代表の山下は
公立中学校の理科の講師でもあります)
「これ、学習塾がやるレベルじゃなくて、
本来学校が教育としてやるべき
レベルのものですよね」
これがその計画書を見せた
ベテラン教員のコメントです。
ある意味で当たり前です。
なにしろスクールの代表が
エンジニア時代に身に着けた
企業がプロジェクトで使う
「プロジェクトマネージメント」の
手法を取り込んで作っているのですから。
教育は進学や点数のためではなく
社会のために施すものです。
子どもたちが学生の間に、
社会に出たときに要求される
「PDCA」を回せる力を
身につけさせるのは
教育として急務です。
PDCAは回すことそのものが
目的ではありません。
目標を達成させるための手段です。
学研CAIスクール富山本部校では
この計画書を書かせるときに、
子供達には
「目標には必ず数字を入れろ」と
指示しています。
点数でも順位でも構いません。
とにかく数字を入れさせます。
そして、その数字を達成させるために
自分はどんなことに気を付けて
何をしなければいけないかを
考えさせて計画を立てさせます。
さらにはこの計画の中にも
数字を入れろ、と言っています。
正直言って、この計画書を
1回使っただけでは
満足に結果が出ることは
ほとんどありません。
これを何回も繰り返すからこそ
計画がどれだけ大事なのか、
自分はどんな点が弱いのか
それに対して自分は
どう対応しなければいけないか
などを真剣に考えるようになります。
3回も繰り返すと、
子供たちのテストに対する取り組みは
かなり変わってきます。
一番変わるのは、課題の提出ですね。
保護者からも
「これまで出したことがなく
保護者面談で学校の先生から
再三指摘されていたのが
すべて期限内に出せるようになった」
という評価を数多くいただいています。
実は富山のスクールが作ったこの計画書は
学研の本部でも大変高く評価されていて
現在は全国にある学研CAIスクールで
広く使われるようになっています。
学研CAIスクール富山本部校は
学校の先生だけでなく、
日本最大の教育企業である
学研の本部も驚くほどの
開発力をもった
ちょっと変わった
スクールなのです。