最近の保護者からの
ご相談を伺っていますと、
今と昔では学習塾の目的が
大きく変わってきている
気がしています。
昔は受験のための学習塾が
ほとんとでしたので
塾に通う目的は
まさに入試に合格するためが
ほとんどでした。
そのような学習塾は
もちろん今もありますが、
今はどちらかというと
普段の学校の授業を
理解するために
学習塾に通うケースが
多いようです。
さらににコロナが明けてからは
家ではどうしても勉強が
はかどらない子どもたちの
勉強時間の確保という目的で
学習塾に通うというケースが
かなり増えているように
思われます。
コロナで一番影響を受けたのは
間違いなく子どもたちであると
思います。
特に3年前の長期間の休校は
学校側も保護者側も
何の備えもないままでの
突然の休校指示だったため
結果として多くのケースで
子どもたちにYouTubeや
オンラインゲームなどの
インターネットコンテンツを
広めることになりました。
一度味わった楽しさは
大人でも手放すことは
難しいものです。
ましてやそれが
子どもたちであれば
余計難しいことであることは
言うまでもありません。
また政府や省庁が
旗を立てて進めている
働き手としての女性の登用は
結果として
家庭で子どもたちの勉強を
見てあげる時間の短縮に
つながっています。
子どもたちを取り巻く環境は
昔と今とでは
大きく変わりました。
それに伴って学習塾も
大きな変革の時期に
差し掛かっているように
思います。