この春の入試を通して、
高校側はこれまで以上に
内申書を重視していると
感じられます。
多くの方は内申点そのものを
重要視されるようですが、
入学者を選抜する側の
高校は必ずしも点数だけを
見ているわけではありません。
内申書(正式には調査書)の
内申点(正式には評定)を書く欄には
通知表(正式には学習の記録)と
同じく、3つの観点の評価を
記入欄があります。
3つの観点とは
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
「主体的に学習する態度」
これらのものです。
最近はこの中でも
「思考・判断・表現」と
「主体的に学習する態度」の
2つが重要視されているように
感じます。
これはこれからの高校の学習が
これまでの知識の詰め込みを
ベースにしたものから
「探求型」と呼ばれる
学習に変化していくことと
関係しているものと思われます。
「探求型」とは簡単に言えば
何らかのテーマを生徒に与えて
それらについて自分たちで調べて
自分たちで考えて発表する、という
学習です。
これを行う上で必要なのが
先ほどの3つの観点における
「思考・判断・表現」と
「主体的に学習する態度」です。
学研CAIスクール富山本部北校は
開校した14年前から
子どもたちには
「正しく調べて」
「正しくまとめて」
「正しく考える」
という「勉強の仕方」を
身につけさせる学習指導を
行ってきました。
この結果、やはり子どもたちの
通知表をみると
「思考・判断・表現」と
「主体的に学習する態度」には
高い評価がついています。
高校教育が変わるのは、
大学の教育が社会の要求に沿ったものに
変わっているからです。
教育は進学のためではなく
社会のために施されるものです。
これは開校以来の
学研CAIスクール富山本部北校の
指導理念です。
私ども学習塾に要求されることも
大きく変わってきています。
進学のためではなく
最終的に社会に出て必要とされる技能を
一人でも多くの子どもたちに
身につけさせるため
学研CAIスクール富山本部北校は
常に変わり続けています。