以前よりノートを使った勉強の重要性を
お伝えしていますが、
いよいよ重要どころか、
ノートを正しく使えないと
高校の授業がまともに理解できない
段階になってきたようです。
高校では今年からいよいよ本格的に
「探求学習」という学習が始まります。
これは生徒にテーマを与えて、
そのテーマについて生徒たちが
自分たちで調べて、まとめて
考えを入れて発表する、という
手法の授業です。
(考える上で必要となる知識や
技能は通常の授業で教えることに
なります。)
深く考えるには
このとき情報を整理する上で
絶対に必要となるのが
ノートです。
情報の整理がきちんとできないと
次のステップである「考える」が
浅いものにしかなりません。
パソコンやタブレットは
情報の検索や計算、清書には
適していますが、今の段階では
調べたことの整理に関しては
まだまだノートや
ホワイトボードには敵いません。
高校では、これまででもノートを使って
情報の整理ができるものとして
授業が進みます。
これは探求授業では特にそうなります。
そのためには少なくとも中学校の間に
きちんとノートを使って
分かったことを整理しながら
問題に取り組む、ということを
身につける必要があります。
学研CAIスクール富山本部北校が
開校した15年前から
このノートを使った学習方法を
ずっと重要視してきたのは、
いずれこのノートを使った学習法が
重要になるときがくる、と
分かっていたからです。
もし途中式を書かずに計算していたり
調べたことをノートに書かずに
勉強していたりする場合は
ちょっと注意が必要かもしれませんよ。