学研CAIスクール富山本部北校は
小学1年生から高校3年生の生徒が通う
非常に学年の幅の広いスクールです。
決して進学塾ではないのですが
小学生の比率が高いという
特徴があります。
中学生の多くは小学生からの
いわゆる「持ち上がり」組です。
その一方で中学生になってから
入会する生徒もたくさんいます。
そうすると、スクールとしては
ある比較ができるようになります。
それは小学生の間にスクールで
きちんと勉強の仕方を身に付けて
中学校に進学した生徒と、
それらが十分に身に付いていない状態で
中学校に進学した生徒の比較です。
結論から言えば、
この差は圧倒的です。
やはり中学校で成績が伸びる生徒の多くは
小学生の間に勉強の仕方を
正しく身に付けています。
これは、中学校では
「小学生として必要とされる
勉強の習慣と仕方が
身に付いているものとして
授業が行われる」ためです。
そのためこの勉強の仕方が
身に付いていない生徒は
程度の差はあるとしても
「ハンディを負った状態」で
中学校の授業を受けることになります。
ここで大事なのは
「勉強の仕方とは問題の解き方ではない」
ということです。
問題の解き方と勉強の仕方は
つながっているものの
それぞれは別のものです。
もう少し詳しく書くと、
問題の解き方は、
勉強の仕方を身に付いたうえで
身に付けるべきものです。
ではここでいう「勉強の仕方」とは
どういうものでしょうか。
実は何も特別なことではありません。
これを読んでいるお父さん、お母さん方が
子どものころにやっていた勉強方法と
大差ありません。
古臭い、と思われがちな
この勉強の仕方を子どもたちに
身に付けさせるだけのことです。
一点だけ違いがあるとすれば、
今の子どもたちには
それが難しい環境になっている
ということでしょうか。
そうです。パソコンやタブレットの
存在と影響です。
どれだけICTや人工知能(AI)が
発達しようと、
人間側の理解は全て人間の脳で行われます。
したがって正しく理解するためには
人間の脳が理解しやすい方法で
勉強することが重要です。
それにはノートが必要です。
タブレットやPCは教科書、参考書の
進化したものと考えてください。
理解するためにはノートが必要です。
しかし今の技術におけるタブレットやPCは
ノートにはなりえません。
せいぜいメモ帳程度です。
ところがこのノートの役割まで
タブレットやPCに
求めてしまっているのが
今の教育現場の実態で、
まさにここに落とし穴があるのです。
その結果「分かったつもり」で
終わってしまって、
理解しているかどうかを試す
小テストや定期テストで
結果がさっぱり、ということに
陥るのです。
コロナの影響もあり、
タブレットが急速に普及した結果、
子どもたちの学力が
ますます低下している、と
言われています。
問題の解き方だけを教えていても
成績は伸びません。
正しい勉強の仕方は絶対に必要です。
全体の学力が下がっている今だからこそ
勉強の仕方を身に付けることで
成績を伸ばすチャンスです。
小学校の間に身に付けなかったから
と言って悲観する必要はありません。
今からでも間に合います。
ぜひ学研CAIスクール富山本部北校に
ご相談ください。