富山県では今月末にダブル選挙、
地域によってはトリプル選挙が
あります。
ちょうど中3生は公民で選挙制度と
政治の仕組みを学んでいて、
選挙がどのように行われるか、
首長や議会はどのように選ばれるか、
総理大臣の指名や任命、組閣についてを
理解する上でこれまでにない
チャンスとなっています。
スクールでは教科書の内容のほかに
それまで特権階級と呼ばれた人々にしか
与えられていなかった投票する権利を
一般市民が勝ち取った歴史と意義を
子どもたちに伝えたうえで
「どうして投票しなければいけないか」を
子どもたちに教えています。
ふだんから地域の教育に汗を流している
政治家の方々と話をする中で
政治家の皆さんが異口同音に言うのは
子どもたちに政治に関心を持ってもらいたい
ということです。
もちろんスクールとしては
子どもたちに特定の候補者の応援を
させることはしていません。
誰を選んでも同じ、という考えが
投票率の低下を招くということ、
そしてその低い投票率がもたらす
危険性を子どもたちに正しく
伝えることが
教育者として求められていることです。
教育は点数や進学のためでなく、
社会のために施すものというのが
学研CAIスクール富山本部北校の
指導理念です。
私どもが一学習塾あるにもかかわらず
選挙の重要性を子どもたちに伝えるのは、
このような指導理念があるからなのです。