文部科学省は高校の学科を問わず
授業に「探求学習」を導入する
方針を打ち出しており、
富山県でも教育委員会が
本格的に導入を進めようと
しています。
「探求学習」は現在一部の高校の
「探求科」で導入されていますが、
今後は普通科や実業系の高校でも
始まることになります。
探求学習というのは、簡単に言えば
研究とこれまでの学習の間のような
学習の仕方で、
先生が生徒にあるテーマを与えて、
そのテーマについて
生徒が各々もしくはグループで
いろいろ調べて、まとめて、
考察して、発表・報告する、
という流れの学習法です。
製造業が盛んな富山県ですので
「QC活動」の授業版と言えば
お分かりになる方も
いらっしゃると思います。
その考察のために必要な基礎知識は
これまで通りの授業を通して
身に付けるのですが、
これまでの学習と大きく異なるのは、
基礎知識を身に付けることが
目的ではなくなり、
正しく考察するために
基礎知識を身に付ける
という点です。
すなわち学習の目的が
「基礎知識を身に付ける」ことから
「考察する」ことに変わるわけです。
そうすると当然ながら高校としては
この探求授業を行うために
子どもたちにはある一定程度の
基礎的な知識だけではなく、
「正しく調べる力」や
「正しくまとめる力」、
「正しく考える力」が
身に付いていることを要求します。
これらが身に付いていないと
探求学習が成り立たないからです。
基礎知識の有無はいわゆる入試で
点数として簡単に判断することができるので、
高校としてはさほど困りません。
問題は「調べる力」と「まとめる力」
そして「考える力」です。
実は入試においてはこれらを判断する
材料がちゃんあります。
それが「内申点」です。
内申点の詳しいつけ方はここでは
省きますが、
簡単に言えば普段からの勉強が
正しくできているかどうかを
数値化したものが内申点です。
内申書と呼ばれる「調査書」には
この内申点の他に三観点と呼ばれる
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
「主体的に学習する態度」も
しっかり記載されることに
なっています。
すなわち高校側からすれば
この調査書を見れば
この生徒が探求学習を行う上で
必要な力を身に付けているか
一目瞭然なわけです。
私どもは開校した14年前から
「入試は高校に入学するための
ものではない」と
ずっと言い続けていました。
入試とは「その高校の授業を
理解する上で必要な力を
持っているかどうかを
高校側が判断するもの」です。
すなわち高校の授業が変われば
おのずから判断の仕方も
変わってくるわけです。
いよいよこれまでの点数よりも
内申点が重要になる時代が
やってきたわけです。
学研CAIスクール富山本部北校は
開校した14年前から
いずれ高校の授業は探求学習に
変わるということ、
それに伴って入試においては
点数よりも内申点が重視される
ことになるということを
理解していました。
そして多くの学習塾が
点数の上げ方に注力している間に
ずっと内申点の上げ方に
注力してきました。
このこともあって、今では
「内申点の学研CAIスクール」
という評判は
多くの保護者に伝わっており、
富山市外からも生徒が
通うスクールとなりました。
学研CAIスクール富山本部北校は
開校してまだ14年の
若いスクールですが
内申点に注力した学習塾という
点においては
県内でも全国的にも
最も実績のある学習塾の
一つです。
「テストの点数は取れるけど
内申点が今一つ伸びない」と
お悩みの方がいらっしゃいましたら
ぜひ学研CAIスクール富山本部北校に
ご相談ください。
学研CAIスクール富山本部北校は
学校の先生と全く同じ目線で
子どもたちへの学習指導を
していますので、
きっとお役に立てるものと
信じております。