ほとんどの中学校で
2学期の終業式が行われました。
終業式で渡されるものといえば
いわゆる「通知表」です。
この通知表ですが、
子どもたちも保護者も
「評定」と言われる
通知表の点数を重視しがちです。
その一方で学校の先生は
その点数よりもA, B, Cで
付けられる3つの「評価」を
重要視しています。
そしてこれは入学者を選抜する
高校側の先生方も同じです。
なぜかと言えば、評価を見れば
その生徒が
「どれだけ勉強の仕方を
身に付けているか」が
一目瞭然だからです。
まず「A, B, C」について説明します。
Aは「十分満足できる」
Bは「概ね満足できる」
Cは「努力を要する」
という意味です。
これらは観点によって
付け方が多少異なります。
「知識・技能」の評価は
主に小テストや定期テストの結果を
参考にして評価します。
このため、この「知識・技能」の
評価が低い場合は、いわゆる
「テスト対策」が必要です。
「思考・判断・表現」は
小テストや定期テストの
結果だけではなく、
それらに記述された内容や
提出物の内容やまとめ方、
考察なども参考にして
評価します。
このため、この
「思考・判断・表現」の
評価が低い場合は
まとめ方や考察の書き方などの
対策が必要になります。
「主体的に学習に取り組む態度」は
提出物の有無や期限だけでなく
提出物の記載内容から理解しようと
努力している点や授業態度などを
参考にして評価します。
このため、この「主体的に
学習に取り組む態度」の評価が
低い場合は、
まず提出期限までに提出物を
出すことや、学習に取り組む
態度を見直す必要があります。
通知表の目的は
評価することや
評定をつけることでは
ありません。
この評価でもって
何を正さなければいけないかを
明らかにして、
正すべきところを正すことです。
学研CAIスクール富山本部北校が
内申点に強いスクールと
評価を頂いているのは、
この通知表の意味を熟知して
またこの通知表の評価を
フィードバックして
子どもたちに「勉強の仕方」を
身に付けさせることを
何よりも大事にしているから
なのです。