勉強をどれだけ頑張っても
通知表を5にすることは
なかなか難しいものです。
スクールにお越しになる
保護者の方からも
「どうすれば5がつくか」
という相談が何件かあります。
通知表の評定が5になるためには
その教科の
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
「主体的に学習に取り組む態度」の
3つの評価を
全てをA評価にする
必要がありますが
通知表がなかなか5にならない
生徒の多くは
「思考・判断・表現」が
B評価になっています。
ではこの「思考・判断・表現」を
A評価にするためには
何が必要か、ということですが、
まずはっきりと言えることは
「問題の解き方を覚える」
という勉強方法は
あまり必要ではない、ということです。
なぜなら、「このような問題には、
このように答える」という勉強は
学校の先生が一番嫌がるからです。
「思考・判断・表現」は
子どもたち自らがどのように考え、
その考えたことを自らの言葉で
どのように表現するかが
評価されます。
例えば理科の実験のあとで
提出するプリントの「考察」に
書いた内容です。
学校の先生は教育のプロですから、
「この問題はこのように答える」
という勉強をしていては
その答えがその子ども自らの
言葉ではない、ということを
いとも簡単に見破ります。
この結果「十分満足できる」という
A評価ではなく、
「おおむね満足できる」という
B評価をすることになります。
すなわち学習塾が施す学習指導と
学校の先生が施す学習指導は
まるで見方が違うわけです。
(補足をすれば、
学習塾の指導は点数のためで
学校の指導は教育のためと
言うことができます)
子どもたちが自ら考えて
自らの言葉で表現できるように
なるためには、
それができるようになるための
練習が必要です。
学研CAIスクール富山本部北校では
タブレットも使いながら
紙の辞典とノートを使った
学習を身に付けさせています。
これは「自分の考えを持つ」ためには
「正しく調べて」「正しくまとめる」
ことが欠かせないからです。
この「調べる」「まとめる」の
指導は簡単ではありません。
なにより学校の先生と
同じ着眼点で
学習指導する技術とノウハウが
要求されます。
学研CAIスクール富山本部北校が
多くの保護者から
「通知表に強い」
「内申点に強い」という
一定の評価を頂いているのは
ただ問題の解き方を教えて
点数を取らせる学習指導ではなく
学校の先生と同じ着眼点で
子どもたちに「考える」ことの
重要性を教えているからなのです。