学試舎には基本理念がひとつだけあります。
私は何事も貫徹し得ず、ちゃらんぽらんな人間でありますが、
「スペシャリストでなくゼネラリストたれ」という基本線を貫いて参りました。
ゼネラリストとは「総合主義」とでも言われるのですが、
本来は教養主義であり、私もその意味で使っております。
豊かな人生は幅広い教養によって裏打ちされるものです。
受験のための小手先の技術を磨いても
「こざかしい人間」にしかなりません。
もっと大きく、自分を含めた世界に対峙する人間に欠かせないのは
教養というものです。
だから私は英語の授業でも数学の授業でも
全く関係ない(ようにみえる)事を話します。
「君たちは退屈に価値があると思うか?」
などと問いかけます。
ギリシャの哲学者たちが投げかけた問いです。
自由に意見を交わします。
また「いかに骨はあるか?」なども一度は必ず尋ねます。
さて、こんな問いに何の意味があるのでしょう。
問いはその人の根本的な思考を掘り起こします。
答えは一つではないし、答えを出すものでもないのです。
何かを巡って考えていく過程に教養の種が芽を出します。
こういう問いに答えを出せなくても関心を持ち、
「わあ、今日は面白かったあ」という子が伸びるのです。
学試舎では英語や国語の得意な理系の子が国立大学医学部や東大理Ⅱ
、北海道大学農学部、早稲田(創造理工)などに合格しています。
入塾説明会は個別に随時行っております。
電話で予約を。
無料体験授業も同様。