ようやく国公立2次試験の結果も判明し、
受験生の皆さんは次のステップに歩み始めました。
「お世話になりました。」と旅立つ前に、
わざわざご挨拶に来てくださる生徒もいます。
喜びと誇りと少し不安げな顔が印象的です。
先ほども「先生、合格しました。」と訪ねてくれた生徒がいます。
センターはそれなりに取っていたのであまり心配はしていませんでしたが、
でも「もしも・・」ということもあるので、
発表から随分日が経っているので、少々やきもきしていたところでした。
今ごろでした。
駅前を歩いていましたら、肩をとんとんとたたかれました。
振り向くとA君でした。
「おう、どうした?どうすることにした?」と問いかけると、
「先生、俺、やっぱり**予備校にするわ。」とのこと。
塾に来てくれたときには、もう全くしょげ返っていましたが、
今の彼は、幾分高揚した面持ちで、
しっかりと私の目を見つめて応えてくれていました。
(その彼は、その後第一志望に合格しました。)
高校3年生の生徒の指導を終えたからといって、
塾ですから、卒業式というものはありません。
ましてや、一斉指導の塾でもないので、
皆さん全体にまとめてご挨拶する機会もありません。
最後の指導のときにさりげなくお別れを告げるくらいでしょうか。
寂しいといえば寂しいですが、
わかば会ならではのことと思うようにしています。
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3月25日の春期講習会から、2019年度が始まります。