エドガー・デールというアメリカの教育学の教授が、
いまから50年以上前に、どんな教授方法が、
最も学習の定着率が上がるかを分析しました。
(ネットから学んだ受け売りですが・・・)
その結果によると、習ったことが2週間後ぐらいまでに
記憶に残っている割合を示すと、以下の様になるそうです。
( 学習定着率と学習のピラミッドはデールの考え方を
引き継いだ方々が発展させたようです。)
(A) 講義を聞く : 5%
(B) 読む : 10%
(C) オーディオや視覚化する : 20%。
(D) 実演する : 30%。
(E) 集団で討論する : 50%。
(F) 自ら体験し行動にうつす : 70%。
(G) 他人に教える、すぐに利用する : 90%。
図は以下のサイトからお借りしました。
http://social-studies33.com/
講義を漫然と「聞く」よりも、「読む」ほうが、
「読む」よりも、「ビデオなどを視聴する」ほうが印象にのこり、
さらに良いのは、「聞いたことを実演してみて、参加者で討論する」
ことがもっと良いとのことです。
しかし、それでもせいぜい50%にしかなりません。
(A)(B)(C)(D)は、どちらかというと受け身的な学習スタイルですね。
しかし、
(E)(F)(G)の場合は、自ら口や手を動かしたりして、
学習内容に積極的に関わるようにして、能動的に頭を使っています。
そうすると70%以上にも学習定着率が上がるのです。
つまり、学習の後は、
「受身」ではなく「能動的に」なることが重要であることが解ります。
そう、まとめを作ったり、復唱したり、友達と議論することですね。
さらに、最も効果的なのは、「話して」さらに「やってみる」ことです。
習ったことを、誰かにそのまま教えることが最も効果的で、
定着率は90%!にもなるとのことです。
塾で生徒にいろいろ教えている実感から、全く同意しますね。
私自身の経験からも、それまで解っていた(と思っていた)ことが、
解っていた「つもり」でしかなかったことに気づくことが、
これまで幾度もありました。
だから、私は、生徒への説明が終わった後、
特に、とても生徒が感動してくれた時などにこのように言います。
「これさ、明日学校に行ったら友達に教えてごらんよ」
「きっと、友達から大いに感謝されるよ」
と言いつつ生徒を煽ることがあります。
実はこれは、ここまでお読みいただいた方にはお分かりの様に、
友達のためというより、結局は生徒自身の自分のためなのです。
今はやりの言葉で言えば、自分と友達の win-win の関係なんですね。
( エドガー・デールの法則の区分や参考図などは、
上記以外に、下記のサイトなども参考にさせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/garjyusaiga/archives/52215131.html )
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(内容はこの「塾選び富山」のサイトにて説明しています。)
・わかば会はこんな塾 ⇒わかば会の塾紹介のまとめ
https://jyukuerabi.com/detail/98/blog/4403
(「塾選び富山」のサイトにて説明しています。)
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