リテラシー(literacy)という言葉があります。
読み書きの能力、つまり文字・文章を読み内容を理解し
文章を書くことなどの能力を言います。
そこから発展し、与えられた材料から必要な情報を引き
出して、それらを活用する能力のこともそう言います。
コンピューターリテラシー、情報リテラシー、メディア
リテラシー等のような使い方をしますね。
それに倣って、「ウィルス感染対策リテラシー」を自分
の中に育ててみてはどうかという提案です。
"敵(ウイルス)の正体"を知り、それへの対策を講じ、正
しく恐れることが大事ではないかと思います。
また、専門家の方々の意見やアドバイスを聞く場合、自
分の中に情報がある場合とそうでない場合は、その理解
度に大きな差が生じてしまうと思います。
まず、ウィルスと細菌はどのように異なっているかを調
べてみることが第一歩でしょうか。
参考にしましたサイトは
「AMR臨床リファレンスセンター」のなかで
「感染症の基本 細菌とウイルス」というページです。
それによりますと、ウイルスは細菌の50分の1程度の
大きさで、とても小さく、自分で細胞を持ちません。
従って、生きるためには他の細胞に入り込んで生きる
しかないのです。
ヒトの体にウイルスが侵入すると、ヒトの細胞の中に
入って自分のコピーを作らせ、細胞が破裂してたくさ
んのウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入りこみます。
このようにして、ウイルスは増殖していきます。
ところで、細菌は目で見ることはできない小さな生物
で、一つの細胞しかないので単細胞生物と呼ばれます。
細菌は生物ですので、栄養源さえあれば、自分と同じ
細菌を複製して増えていくことができます。
人の体に侵入して病気を起こす有害な細菌もいますが、
一方で人の生活に有用な細菌も存在します(納豆菌な
ど)。人の体には多くの種類の細菌がいて、皮膚の表
面や腸の中の環境を保つ働きもしています。
今回の新型コロナウイルスについての疑問な点は、厚
生労働省のページが答えてくれています。
「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」
次には、今、日本で拡大しているウィルスはどこで、
どのようにして発生し広まってきたかを、冷静に振り
返って見てはどうでしょうか。
これまでの出来事についてはウィキペディアでまとめ
られています。
「2019年-2020年中国武漢における肺炎の流行」
今問題となっていることに、いたずらに引きずられる
のではなく、出来事を冷静に見つめるためにも、これ
までの流れを振返ることことは大事だと思います。
ウィキペディアの解説には、いろいろな語句にリンク
が張ってありますので、疑問点は面倒でも確かめてみ
ることが大切です。
もちろん、ネットにある情報がすべて正しいとは限り
ません。鵜呑みにすることなく、調べる途中において
は「ここに書いてることは本当だろうか」と折に触れ
て、考えつつ検索していくことも大事だと思います。
面倒な道のりですが、そうしていくことが、これから
起きる出来事に冷静な判断が下せるのではないでしょ
うか。それが「ウィルス感染リテラシー」を自分の中
に育てることだと思います。
《こちらへもアクセスしてみてください。》
「一般社団法人日本感染症学会」
水際対策から感染蔓延期に移行するときの注意点
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