個別指導には、ひとり一人に予定を立てて
そのカリキュラムを順に進めていく場合と、
学校や家庭学習で解らなかった問題の質問に答える場合と、
おおよそ2通りの場合があります。
今日は、生徒が解らない問題を提示したときどのように対応して
いるかを、数学などの理系問題を例にしてまとめてみます。
生徒が「先生ここが解らないんですが・・」と言ってきます。
そんな時、講師はこんな風に説明していきます。
まず問題を概観して、関連する公式を生徒に確認します。
ほとんどの場合は2つほどを確認すると済みます。
忘れているときは、その公式を導く元の公式を確認します。
そこに戻し確認していると、多くの生徒は思い出してくれます。
また、公式そのものが、問題の正解と関連する場合は、
あえてそれらの公式を証明することも必要になります。
次に、問題の意図(何を確かめるための問題か)を生徒と確認し、
講師は、おおよその解答の流れを頭に入れて生徒に対します。
例えば、図を伴うものについては、
生徒の前で問題を読みつつ、図を描いていきます。
生徒に図を描く重要さを教えつつ、問題の流れの共通理解を
生徒と講師が一緒になって得るためです。
大事なことはその解答の流れで、生徒がわかっていることと
理解していないことを、講師は正しく掴まねばなりません。
そして、解答に至るまでの考え方を、生徒の理解に従って
講師は、濃淡をつけて説明していかねばなりません。
併せて、用紙に要点や、解答の流れそのものを書いて
それを生徒に渡します。
この時講師は、生徒がその用紙を後で見返したとき、なるべく一目で
解答の流れがわかるように各自工夫しています。
説明を受けた後、生徒はそれを見つつ、説明を思い出しながら
自分のノートに質問したことの解答をまとめていきます。
生徒の問題集・参考書やノートなどに、
説明した内容が書き込まれた、その用紙が挟まれていることを
見かけることがよくあります。
それらが乱雑にに書かれていると、冷や汗ものですね。
ところで、難関大学の入試問題を質問された時など、
講師に提示された問題が、手に余るときも確かにあります。
そんな時は、「ちょっと待ってね」と、本棚に行って
参考書や問題集から類題などを探し、ヒントを見つけたり、
いっしょに指導しているほかの講師に助けを借ります。
講師の変なプライドより、解らず困っている生徒が
一番大事なので、講師たちのあいだでは共通理解となっています。
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