生徒と話しているとき、何気ない会話から国語の教科書
に掲載されている小説の話になりました。
教科書に、夏目漱石の「こころ」が掲載されていると聞き驚きました。
大昔、私も確か教科書で初めて読んだ記憶があり、
そのときよくわからなかったことを思い出したからです。
生徒達も口をそろえて、「よくわからない」を連発していました。
そこで、ちょうど最近読んだ本のなかに、ピッタリな
本があることをを思い出し紹介した次第です。
「本の読み方‐スローリーディングの実践」
(平野啓一郎著 PHP文庫)
題材には「こころ」「高瀬舟」(森鴎外)「橋」(カフカ)
などの小説中心に、8つの題材をそれぞれ読み解く中で
どのような点を注意することで、作品への理解が深まる
かが述べられています。
これまで、たくさん読むことが必要なんだと思い込んで
速読コンプレックスに陥っていた自分には、まさに
”目から鱗が落ちる”思いがするものでした。
紹介されているいくつかの読み方を注意することで、
闇雲に活字を追う読書から、味わい、考え、深く感じる
豊かな読書にならないかと期待しています。
いくつかの金言を紹介します。
・速読とは、「明日のための読書」である。
・スローリーディングは、
「5年後、10年後のための読書」である。
・読書は、読み終わった時にこそ本当に始まる。
などなどです。
さて、明日これを紹介した生徒との授業があります。
この本をどう受け取ってもらえたか、
また「こころ」は、生徒たちの中にどう響いたか、ぜひ
聞いてみたいものです
・個別指導などの、無料体験授業は随時受け付けています。
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