今回は、中3の皆さん方が苦手とする記述式の問題への
対処法を、英語・国語について、簡単に記します。
試験の出題形式は、各教科とも次の3つに分けられます。
1.記号または番号で答える客観式の問題
2.短い言葉や用語を記述する問題
3.文で理由や説明を記述する問題
中でも一番難しいと思われるのは、3番目でしょうか。
英語では、長文問題と英作文で記述力が問われます。
まず、長文問題では、日本語で答える場合、解答用紙の
条件に合わせた答えを要求されています。
部分的な文脈を問われるだけなので、文中に答えの根拠
となる一文か二文を見つけると答えにたどり着きます。
特に、文中のButのあとの文に注意してください。
英語で答える問題も出ますが、簡潔に一文で、文法的に
正しい文が書けるかどうかが問われているだけです。
条件作文の問題は、4、5文以上と指示されています。
また、表現力も問われています。英語にしやすい文をあ
らかじめ箇条書きにスケッチしてから、書き始めるとよ
いでしょう。その際、あまり難しい文ではなく、単語や
文法が簡単でかつ正しい文になるようにしてください。
国語では、2題の文章題の中で記述式の問題がそれぞれ
4問程度出題されます。また最後に条件作文があります。
まず、文章題では、最も難しいのは、「自分の言葉で説
明しなさい」という指示がある問題でしょう。
特に小説の問題にこの形式が多いですね。
主人公の心情を自分の言葉でどう説明するかは、国語が
苦手な生徒にとって最も過酷な問題でしょう。
「自分の言葉で説明」と問題に指示されていても、本文
をおろそかにしてはいけません。
必ず、主人公の心情を具体的に説明している「行動・表
情・会話・風景描写」などから推測することです。
出題者のねらいは、いかに本文を注意深く読んでいるか
をみるということですから。
次に、最後の条件作文は、まず試験開始時に、与えられ
た題名をみておくことです。最後に、15分程度の時間を
確保して、条件どおりに書くといいと思います。
また、条件の中によく、「具体的に」というのがありま
すね。この言葉は「わかりやすく」という意味ではあり
ませんよ。
「具体的に」とは、「現実の世界で目に見える行動や会
話などの例を挙げて説明せよ」という意味です。
長文問題の時にも「具体的に」という指示があれば、答
えるときの一つのヒントとして使えます。
文中にそうした部分を見つけに行けばいいわけですから。
英語も国語も、長文での記述力と条件作文での表現力で
決まるのは、共通ですね。
出題者の意図は、各設問の条件に示されますから、記述
式といえども、答えは最初からほぼ決まってしまってい
ます。
自分勝手なことを自由に記述する問題は出ません。
ですから、設問の条件に必ず線を引いたりして、出題者
の声に耳を傾けることです。
設問の条件は、正解に至るための、出題者からの「優し
いヒントの声」なのですから。
入試まで、あと2週間を切りました。ぜひここで述べた
ことを踏まえて、改めて問題文を読んでみてください。
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