生徒が書いた授業後のコメント
《計算ミスをしないようにしたい》
『先生、どうしても計算が答えと合わないんです』
「じゃあ、代わりにやってみるよ、どう答えは?」
『え~っ、こたえとおんなじだ。どうして』
「私の書いたものと、自分のものをくらべてごらん」
『やり方は間違っていないんだけど・・・』
「よく見てごらんよ」
『うっそ!! ずっと私、かん違いしていたんだ』
そうなんですね。
この生徒は、ある計算の一部のやり方を
かん違いして覚えていたんです。
自分が書いたものと、私が書いたものを比較して
ていねいに見ることで、自分の間違いに気づきました。
計算ミスは、急いだり、雑に走り書きしたり、
そして、計算の仕方を間違って覚えこんだりした時生じます。
(これは”ミス”と言わないのかも知れませんが
生徒にとってはミスなんです。)
始めの2つは、少し広めのスペースで気を付けると解決しますが
3番目は、方法を思い込んでいるだけに、
自分の目でしっかりと検証して発見しないといけません。
こんなことがあると、
これからはこの生徒は”計算ミス”と思ったとき
単なると”ミス”と片付けず
しっかり確認をしてくれると思います。
(日曜日と月曜日は定休日です。)